共劇

家主

2006年09月23日 22:21

障害者と健常者が同じ舞台に立つ…
そんな芝居「恩納ナビー」を見てきた。
障害者自立支援法で、障害児や障害児施設に関してこの10月から法律が適用される。

この法律、時がたつにつれて次々に問題点が指摘されるようになってきた。
障害の種別に応じて違っていたサービスの提供者を市町村に一元化すること。
共通の福祉サービスを提供すること。
もっと働ける場を作ることなどが当初の目的であった。

しかし、重い障害を持った人ほど経済的負担が増えたり、
自立している状態をどこで判断するのかなど課題が多いという。

先日聞いた話では、障害児を持っている方の方に、
この法律が10月に起用されると起こる費用負担の増加について知らない人が多いという・・・



きょうの芝居を観ていても、正直ウチナーグチはちょっとしか理解できなかったが、
パンフレットに、中に登場した恩納ナビーのうたが出ていた。

首里親国人や 見る間ぬ加那さ あがたとぅんなりば 我事言らど

首里のお偉方は、表面では可愛がっているようだけれども、見ていないところでは私の悪口を言うだろう。それを思うと悔しくなる。

制度はいいほうに変えていかなくてはならない。
だが、見切り発車というのは、やはりこの法律の問題を作り出すのではないか。