コテツ逃走
【南部発農道】
きょう早朝、コテツ(オス4歳・写真)が突然脱走を図ったものの、
車社会に怯えて敢え無く保護されました。
事件があったのはきょう、早朝のことで、
飼い主が水桶を洗っているのをチャンスと見た容疑者が
突然脱兎のごとく非常線を突破しました。
前日何者かがリードをつなぎ損なったのが原因と見られますが、
夜の間、容疑者は自分の現状に気づかず、
無防備状態で小屋の周りを徘徊していたものと見られています。
脱走した容疑者は、大通りに出たところで車の集団に遭遇し、
急ブレーキをかけられたことにショックを受け、
駆け寄った飼い主にもうなり声をあげましたが、
その後はわれに返り、素直に取り調べに応じていました。
容疑者は『逃げるつもりはなかった』と吠なしており、
『走ってみたら、自由が利いたので思わず足が出てしまった』と足で頭を掻いていました。
このあと容疑者は、もともと予定されていた獣医に行きましたが、
「注射を打たれても」尻尾を振った上、獣医にまとわり付き、
獣医が「痛いはずなんだけどねえ」と小首をかしげる場面もありました。