空白域

家主

2007年03月26日 19:23

能登半島地震は、「想定外」だったのだろうか。

200人あまりが死傷したこの地震は、M6.9。
焼き物や塗り物など、古くからの技術が息づき、古い景色が残った地方を直撃した。
被災者の方々には、心からお見舞い申しあげたい。

琉大名誉教授の木村政昭さんは、やや北東にずれてはいたが、
この付近で地震が起こることを指摘していた。
http://web.mac.com/kimura65/iWeb/Site2/B3CD579E-42F3-4383-B788-0B0711FA49CB/6D113588-0F99-4DBA-A993-B812729EF77C.html

地震発生直後の映像を見ていて思ったことがある。

カメラは最初「お堀」をとらえていた。
揺れた瞬間、すぐにビル街にパーンしたのであるが、
一瞬、堀の魚が相次いで跳ねたのである。
彼らにとっても、単に水が揺れたというだけではない変化を感じているはずだ。

阪神の震災が起こる半年前、甲子園の取材で神戸にいたワタシは
タクシーの運転手からこんな話を聞いた。

『最近、この上の神社の井戸から温泉が湧いたというんですわ。
でも、その前にずっと上の温泉街で、
地面の中でパーンという割れるような音がしたと聞いとります』

どう考えても関連があるとしか思えない。

大関栃東が脳梗塞の疑いで引退の危機だというが、
必ず前兆がある。

「急な差し込み」「突然のめまい」

大地もおなじことである。
昔の人は、自然と共生することで「前兆」を感じていたと思う。

それにしても
FC琉球である。

いくら何でも0-6はいただけない。

コテツまで苦笑いである。