もうひとつの憲法

家主

2007年05月02日 20:01


結局、282校が抵触していると申請したのだそうである。

学生野球の憲法 「日本学生野球憲章」の第13条。

県内からも、沖尚と興南の二校が、抵触していると申請した。

確かにおととし11月、日本高野連から中学生の入学に当たって
『野球部員』であることを理由にした入学金、学費、寮費の軽減や免除する
特待生待遇はしてはならない
という文書が出ている。

その前提にあるのは「野球留学」である。

甲子園に出てくる学校の中には、いったいどこの代表校なのかわからない
「外人部隊」があるのも確かだ。

一方で、沖縄の場合、沖水の準優勝のときも、沖尚の優勝のときも、
基本的にはウチナーンチュチームだった。
だからこそ、地元で試合中「通りががら空きになる」くらい盛り上がった。

高校野球というスポーツを「神聖なスポーツ」にしたのは、大人である。
だが子供達は「純粋なスポーツ」としてグラウンドで汗にまみれている。

脇村高野連会長も「指導が徹底していなかったのは問題」と自戒していたが、
子供達ではなく「周囲」が指導を受ける問題である。

そして「周囲」に含まれるのは、マスコミも〝裁く側〟も含まれることを考えて、
次の対応をして欲しいと思う。

そして両校の選手達には、夏の選手権に向けて、
「周囲」が作り出す霧を振り払うようなすばらしい野球を見せてほしい!


ところで・・・
流通経済大 1-0 FC琉球


何で負けるんだよー