ノッポではないけれど
それこそお爺さんの時計を引っ張り出してきた。
奥でホコリをかぶっているよりは良いと思ったからである。
ゼンマイ式の振り子時計。
しかし、長い事とまっていたので、簡単に動いてはくれない。
果たして修理に出したら動いてくれるだろうか。
いつの時計だか良く分からないが、古い時代の時計には
製造番号が打ってある。
作った職人が、完成した時計にその数字を入れる時の
表情が見えるようで、なんだか嬉しい。
今の時計では、時は流れていくが、
昔は時は「刻んで」いったのだと感じる。
・・・それはそうと
動いてくれ!