お久しぶりね

家主

2009年06月03日 22:40

FC琉球が去る日曜日にホーム初勝ち点を挙げた。
町田ゼルビア相手に1対1.
「勝てよな」という向きもあるだろうが、
去年見たドローは、先制して土壇場で追いつかれてのドロー。
追いついてのドローは、やはり成長の証だろう。

そんななか、懐かしい人にあった。
町田ゼルビアの背番号11、酒井良選手。

彼もかつて沖縄のかりゆしFCでプレーしていた。

沖縄にいる時は鼻の下のヒゲがトレードマークだったが、
今はアゴひげ。
本人曰く「移籍」したのだそうである。

Jリーグを目指す沖縄のサッカーが乗り出した先は、嵐の海と言って良い。
そもそもグラウンドがないということもあるが、
それぞれのチームが揺れに揺れてきた。
今、京都サンガを率いる加藤久さんの下でプレーした酒井選手も
そんな嵐の海に翻弄された一人だ。

サッカー選手の選手寿命は決して長いとはいえない。
20代前半の1年というのは、365日だが、触ると破裂するぐらい張り詰めた1年であるはずだ。
そんな時期に嵐に翻弄された酒井選手が、沖縄でプレーする気持ちを
自身のブログに綴っていたのをみて、ついこちらも思い出してしまった。

先日のサッカー中継でも、いつもよりも少し多めに「サカイ!」と言ってしまっている自分がいた。
どこに行っても頑張って欲しいと思う。

一方、県総体で光ったのは陸上の底力。
100mの玉城美鈴さんの記録は日本高校歴代3位という素晴らしい記録。
タクボアナは、「ここは“素晴らしい”ではなく“スゴイ”を使わしてください」といって、
スゴイ記録が生まれました…という原稿を書いた。
その通りである。
砲丸投げのクリシュナくんも、全国の舞台でやってくれそうな予感がするし、
ウェイトの糸数陽一はなんだか一皮剥けたように落ち着きが出てきたし…
彼らは自信に満ちている。