豪雨
名護に取材に行った。
途中から雷鳴が聞こえ始めたので
「やばい」
と思ったが、とりあえず雨も降ってきたので
早々に切り上げ車に乗った。
そしたら
あっという間に前も見えない豪雨である。
横に降る雨は久々に見た。
アメダスを見たら、19時から20時名護の雨量は19.5ミリ。
そんなものかと思った。
一番ひどい雨はと調べてみると、
1982年7月23日の『長崎大水害』のとき
1時間に
187ミリ
の雨を記録したらしい。
この辺の数字になるともう見当がつかない。
20ミリの雨で前が見えないのである。
150ミリの雨なら目の前にいる人すら見えないに違いないし、
足元が崩れて流れるのではないかという恐怖感もあるだろう。
上にはもっと凄い記録があって
カリブ海の島では
1分間に38ミリ。24時間で1870ミリ
という記録があるらしい。
こうなるとバケツをひっくり返した…ではない
海がひっくり返ったような雨だ。