家主

2010年06月24日 08:43

世の中サッカーの話題で持ちきりである。
かなりどうでもいい情報まで流れている。

とりわけ今回のW杯で注目されたのが「ブブゼラ」である。
非常にシンプルなラッパであるが、選手同士の会話もままならない大きさだという。

そのブブゼラの音だけをテレビから消す技術が開発されのだという。
単純な構造で出てくる音の波が一定だからできるのだそうだ。

みんな持っているのに音がないというのは、ちょっと間抜けな光景だ。



口蹄疫の影響で、国内のサッカーリーグの一部試合が無観客試合になるらしい。
以前別の理由で北朝鮮の試合が無観客試合になったことがあるが、ホームゲームなのに地元サポーターが応援できないというのはいかにも辛い。

基本的にスポーツというのは、応援する人や見てくれる人がいるのが前提だ。

友人同士の草野球でも彼女が見に来てくれたら楽しかろうし、タイトルがかかった大きな大会や、プロのゲームなら応援が力になり、パフォーマンスも上がり、見る方も夢と力と感動をもらい、こどもたちにはいいお手本になる。

公共の競技場は、プレーする場所であると同時に「見せる場所」であることを自治体には強く意識してほしい。

なぜ今時の体育館に「舞台」が必要なのか。
それなら市民会館はなんのためにあるのか。
作るときに、将来を見越して専門家の意見をきいてほしい。

プロ野球の公式戦を誘致したいセルスタには「放送ブース」がなく、体育館はスタンドを潰して年間なんかい使うかもわからない舞台を設置する。

スポーツを観光の材料として位置付けるなら、もっと自治体もいい意味の「商売」感覚もってほしい。