ヤクルトファンは紳士である

家主

2010年06月24日 21:36

沖縄での公式戦に向けて、ヤクルトを見た。

後半押しぎみだったが、巨人一神宮をよく知る男、ラミレスの二発と、
亀井の超美技に阻まれて、逃げられた。

写真は最後のバッター青木三振の瞬間である。

そして主審は名幸。
興南からドラフト外で大洋に入り、その後審判に転身。プロ野球選手会が選ぶナンバーワン審判にもう何年も連続で選ばれている。
選手に信頼されているというのは、すごいことだ。
見ていても微妙な判定であっても、彼の判定なら選手はあまり食い下がらない。ストライクのポーズもかっこいい。

その名幸と、ベテラン友寄の両審判が沖縄の試合に「凱旋」する。
これももうひとつのプロ野球観戦法だ。


それにしても、ヤクルトの応援はおとなしい。
鳴り物禁止というのもあるだろうが、あまり汚いヤジは飛ばなかった。

そんな静かなグランドに突如鳴り響く東京音頭。
どこに入れていたのかみんな小さなビニール傘を出して踊るのである。

ヤクルトファンはその時を待っているのだ