のり
http://www.yamato.co.jp/item/yamatonori/index.html
かつて糊といえば「ヤマト糊」であった。
緑のチューブと黄色いボトル。
図画工作の時間の重要な脇役であり、
周囲が汚く汚れた糊のパックではなく、
なるべく新品が「当たる」ようにと、周囲に画策した覚えがある。
日本最初の「腐らない糊」なのだそうだ。
糊は腐るものというのがそれまでの常識であった。
ばあちゃんは、残った冷飯をお湯で戻してつぶし、障子紙を張っていた。
昔の糊とはそういうものだった。
明治32年に初めて防腐剤が入った「腐らない」糊ができた。
http://www.yamato.co.jp/story/story2.html
今では白い図体のスティック糊が幅を利かせているが、
わが報道局の局長は、ずっとスプレーのりを愛用している。
周囲からみると、無駄にキンチョールしているような気がする。
だが、近年のワタシの研究によって、細かい資料を整理するには
昔ながらの糊が一番である気がする。
最近見なくなったが、ヘラがついたボトルのヤマト糊がよろしい。
課題は乾くのが遅いことだ。
(だからスティック全盛になったのだが)
とはいえ、今一番気になっているのりは
「なかむらのり」
である。
本来もっと輝いている野球人生だったはずだが
ずいぶんと遠回りした。
おそらく野球人生の締めくくりになるベイスターズ入りである。
7月の横浜ー広島2連戦。
沖縄に来てくれるのだろうか。