全開

家主

2011年06月06日 19:12

学生の頃、友人とよくスキーにいった。
雪というのは、真っ白である。
光線の加減によって、起伏が見えなくなる瞬間がある。
ワタシはいい気持ちで直滑降を決めていた。
急に体が浮いた。

飛んだのだ。

そこでカッコよく着地すればヒーローだが、慌てた。結果蛙のように股を開いて腹から落ちた。意図することなく股関節が拡張した。
相撲取りやとバレリーナの大変さを知るとともに、大の字というものを実感した。

えにいうぇい


モノレールに乗って気がついた。

それは、沖縄の女子中高生のすわりかたである。
目の前に座った三人が三人とも、土俵に上がった相撲取りのような格好で座っている

よーするに「大股開き」である。

パンツが見えなければいいというものではない。
みっともないだけでなく、席を二人分占有している。
以前、球技大会(具体名は名誉のため伏せるが)の組合せ抽選会で、女子生徒の多くがスカートを最大限広げて座っていた。
ふと見ると隣にいる引率のセンセーも同じだった。

沖縄のバスには、対面席というのがあまりない。
「見られない」という意識があるのだろうか。

小学校には道徳という科目があるようだが、教科書を見ても、指導要領を見ても抽象的で意味がわからない。

人として当たり前の
「これはやってはいけない」
「これは進んでやる」
ということはきちんと教えるべきだろう。

口先ばかりの子供が増えれば、将来口先ばかりの大人ができ、口先きだけの国ができる。