ビーチャー
家の縁の下に、ビーチャーがいることが判明し、退治した。
「アンクルトムの小屋」を書いたのはハリエット・ビーチャー・ストウであるが、親戚ではない。
ジャコウネズミのことである。
ネズミ捕りにつかまった姿を覗いたらこんな姿だったように思う。
駆除しに来た業者のおじさんの話によると、ビーチャーはモグラのような生活をしているため
目がほとんど見えず、移動するときに家族が一列になって移動するそうだ。
父ちゃんの尻尾を母ちゃんがくわえる。
母ちゃんの尻尾を兄ちゃんがくわえる。
兄ちゃんの尻尾を姉ちゃんがくわえる・・・
そうやって一列で進むそうなのである。
要するに幼稚園のときに絵本で読んだ
「大きなかぶ」の話なのだ。
「大きなかぶ」を抜こうとする爺さんをばあさんが引っ張り、その婆さんを…と続くあの話も、
一番後ろで引っ張ったのは確かネズミだった。
そういえば、私が小学校の学芸会の「大きなかぶ」で当たった役も「ネズミ」だった。