この木なんの「気」
マキバブラシノキである。
ご覧の通り、ほとんど「木」自体は映っていない。
というのも、マキバブラシの木ではなく、
マキバブラシノキという説明の下に書かれた「フトモモ科」という
文字に目が行ったからである。
フトモモ科に属する植物には実がおいしいものが多いそうである。
かといってフトモモ科のふとももは、「太腿」ではなく「蒲桃」に由来するらしい。
だから「フトモモ」は「ふともも」ではなく、あくまで「フトモモ」なのである。
この写真は、トランシルヴァニア地方で撮影に成功した、実在したドラキュラの貴重な映像・・・ではない。
バー・シャーロックホームズの平良マネージャーである。
この人にふとももの話をさせたら、右に出るものはいない。
「フトモモ」ではなく「ふともも」のほうの話である。
優秀なバーテンダーは、あらゆる方面に造詣が深い。
なにしろこれだけのサケの種類である。
平良さんのおかげで、私のサケに関する舌は肥えた。
舌も肥えたが全体的に肥えた。
それはサケというものは、「つまみ」という理想的な相手がいるからである。
サケがあるために出来たメニューは数限りなく存在する。
これはコテツである。
理想的相手で思い出したが、きょうは2月14日。花菱アチャコの誕生日である。
アチャコといって
「むちゃくちゃでござりまするがな」
という反応をする人は、団塊の世代に近い、あるいは周囲に団塊系の一族がいる・・・
と分析することが出来る。
話は戻ってきょうは2月14日。クローン牛・ドリーの誕生日である。
ドリーはクローンである。
ということは生まれた子がクローンであるならそのクローンはやはりドリーではないのか。
クローンであるなら、すべてがドリーでなければならないのではなかろうか。
で・・・
写真を載せたのに、コテツのことを忘れていた。
コテツの前にエサを置いて、「待テ!」といったままにすると、我慢することを覚えた。
先日もマテをしたまま、しばらく見ていたが、我慢を続けていた。
だが私が少しはなれて影に隠れていたら、
「食った」
見えなくなると食うのである。
きょう、私にチョコを渡すつもりだったという女性
・・・実名は伏せるが美術のアヤさん・・・は
姿が見えなかったので、チョコを食ったという。
見えなくなると食うのである。
実際にご覧ください
一般的に、贈るチョコに日付は入れないのが通例である。
しかも、「愛」の字が、ことさら義務的に書いてある。
これが世間で言うところの
「偽りの愛」であろう。
しかも、その食いかけのチョコを食ってしまった自分が悲しい。
ともあれ・・・
きょうはバレンタインデーである。