夏は戦国時代
沖縄県春季高校野球はきょうが決勝。
中部商業が逆転で興南を降し、3年ぶり3回目の優勝を飾った。
きょうは久々にいい投手戦を見せてもらった。
きょうは甲子園のセンバツも決勝だったが、こっちは大味と言うかなんというか。
横浜の強さはわかるが、21対0はちょっとさびしい…。
八重山商工はその横浜に7-8だったのだから、すごいのである。
でも・・・
伊志嶺監督が帰ってきた石垣空港で言っていたように「善戦しても、負けは負け」ではある。
きょうの春季大会決勝。
出てきた両チーム4人の投手は、全員すばらしかった。
特に興南の右サイドハンド高江洲くんは、左打者8人がずらりと並ぶ中部商打線を
中盤まで完璧に抑えた。
中部商の2番手・池間くんの野球センスのよさにも舌を巻いた。
明日からはもう、「選手権モード」に入る。
きょうの4人だけではない、今年の高校野球は好投手てんこ盛りである。
それに八重山商工の大嶺くんや金城長靖、仲里くんらも加わる。
こりゃあ、えらいこった!
沖縄の代表校になるには、好投手と最低でも2回、もしくは3回は対戦しなくてはならない。
沖尚の角田前監督は
「沖縄のチームは、5年以内に必ず優勝しまっせ!」
と言っていた。
4月から加わる新戦力は、好素材ぞろいとも聞く。
やっぱりこの夏は
えらいこっちゃ
なのである。