カレカは彼か?
はっきり言って、駄洒落である。
レキオスFCの井上理事長、ニコトラ総監督、そしてあのカレッカが、琉球放送を訪問した。
カレッカといえば、本名アントニオ・ジ・オリベイラ・フィリオ。
元ブラジル代表で、20年ぐらい前にはイタリアのナポリで、あの、
あの、
あの、
あの
ディエゴ・マラドーナとともに、なんというか、
とんでもない一時代を作った人である。
(もっともマラドーナのほうは、その後
本当にとんでもないことになったりしたが・・・)
柏レイソルにいた時代が懐かしい。
カレッカも年に4回沖縄に来て、選手の指導に当たると明言していた。
現在、金武に拠点を構え、ビーチサッカー(現役ブラジル代表の“ネネン”も所属している)で活躍しているレキオスFCだが、井上氏の話によると、ブラジル人コーチの元、全国から優秀な人材を集めて育て、
ブラジルにエリートとして送り込んで(今までのように、ただサッカー留学して失敗するということではなく) スーパースターを育成しようということらしい。
将来は学校(小・中学校を含め)も整備して、総合的な育成システムを作り上げたいとおっしゃっている。楽しみな話しだ。
カレッカさんから頂き物までして、恐縮しきりだが、
ふと気づくと、部屋の外にカメラアシスタントが色紙をもって鈴なりになっていた。
沖縄にも多くのチームが立ち上がり、
サッカー人口、サッカー人気ともにあがり、楽しみがいっぱいだが、
反面心配なのは「食い合い」になること。
さまざまな人たちが沖縄に夢を求めてやってくるが、ここは「琉球城」であって竜宮城ではない。
高いところからスタートするのではなく、スポーツであればこそ、まず底辺を大事にしてほしい。
たとえばレキオスFCでいうならば、ビーチでやっている若林クン、大城クンらが
(去年のビーチW杯代表)
チームの看板であってほしいと思うのである。
ここでスタートするなら、ここは沖縄なのだから。