日本語は難しい

家主

2006年05月11日 20:19

昔、遠藤周作さんの作品が大学入試に出されたとき、
「回答」を新聞で見た遠藤さんが

「ワタシはこんなことを書いた覚えは無い・・・」

といったとか。

うけとり方によって全く違う内容になってしまうのが日本語。
句読点を打つ場所ひとつでも違う。

「いや、よして」

「いやよ、して」

180度意味が違ってしまうのである。
だから大切な文書になるとややこしくなるのか。


きょうの稲嶺知事と額賀長官との「基本確認書」で、「合意する」の「主語」を問題にしたら、
遠藤周作さんは答えられるだろうか。

1、政府案に
2、危険性の除去などに留意して対応することに
3.その他

解答欄(                 )


日本語はストレートに出来ないのだろうか。

隔靴掻痒。