地震カメラ
最近、国内はもとより、環太平洋地域では地震が多い。
ほぼ毎日どこかの地面が揺れている。
沖縄がそれに当てはまらないということはない。
そこで、たとえあと100年何もないかもしれないが、あったときに備えて地震カメラを設置しているのである。
カメラの前の報道部というカードは、地震が来てゆれたときに真っ先にこのカードをその「証明者」にするための
姑息な手段である。
ちなみにこのカードのほぼ下にワタシの机と、その上にある資料がつまった「山脈」がある。
恐らく実際に地震があったら、このカメラに映りこむのは、資料山脈から崩れる書類に違いない。
ところで、沖縄で心配されるのは直下型の地震というより津波である。
勿論直下型も心配ではあるが、建築基準法施行令88条(地震力)によると、
各部分の高さでの「地震層せん断力係数」を固定荷重と積載荷重との和にかけあわせなければならないのである………お分かりいただいたと思うが…
とにかく
その基礎になる数字が、沖縄の場合東京大阪の「1」に比べて「0.7」と最初から低く設定してあるのだ。ワタシはこういうご時勢、これがずっと引っかかっている。
で…
津波である。
とにかく海岸で
「あ、揺れたな」と思うような地震を感じたら、
少しでも高いところに上ることである。ただし、簡単に折れてしまうような気では意味が無い。
コンクリートのビルなどのことである。
走って逃げたところで、敵はジャンボジェット並の速度でやってくる。
心構えを持っているか持っていないかでは、いざというときの対応が違う。