雨降ってコテツ固まる

家主

2006年05月31日 17:53



雨である。
梅雨なんだから降ってもらわなくてはいけないのであるが、
あまり降りすぎると、コテツがこのように情けなくなる。

「犬は喜び庭駆け回り」たいのは雪が降ったときであり、

「あめあめ降れ降れかあさんの、首輪でお出かけ嬉しいな…ぴちぴちポチポチワンワンワン!」
とはならないし、

「あめが止んだら、お散歩なのね・・・」、朝丘雪路さんが散歩に連れて行ってくれることもない。

ところで、雨が降っても雪が降っても、台風か雷でも落ちない限り中止にならないアウトドアのボールゲーム、それがラグビーである。

きょう行われた県高校総体の名護高校と石川高校のゲーム。



グラウンドは水溜り、
踏ん張りは利かないし、ボールコントロールも滑ってしまって思うに任せない。




でもゲームは続くのである。
こういうときはまさに練習に培われた経験と自信が大きくものを言うのであろう。



それにしてもひどい天気だった。
合羽を着ていても隙間から雨水が飛び込んでくる。




ゲームは序盤から名護が圧倒。

高校日本代表候補の濱里の2つのトライに加えて、

きょう大活躍の№8 名嘉が4本のトライを量産するなど
44対0。

ライバルに圧勝して九州大会出場を決めた。
宮城監督は、トライゲッターよりも司令塔スタンドオフの山端くんを褒めていた。

ひとつひとつのトライではない。
ラグビーの本番はなんといっても花園を賭けた秋の選手権。
すべての道は秋に繋がっているのである。