わかるようにしてください

家主

2006年06月01日 12:52

最近の外来語ばやりには困ったものである。
流行をリードするのは構わないが一人で突っ走るのは考えてほしい。
例えば、お菓子についての記述である。

いつの間にやらお菓子は「スイーツ」になった。
厳密に言えば違うのかもしれないが、菓子は菓子である。

ちなみにこんなことを書かれてもワタシにはさっパリ・ロンドン・ニューヨークである…




カットしたスポンジ中にはカシスソースホイップクリーム

トッピングされたフレッシュストロベリーメロンサンドしたフルーツコンポートミルクたっぷりのオリジナルロールケーキは相性ぴったり。

周囲を彩るビターチョコレートラズベリーデコレートは、ミスマッチな中にもセレクトされたコラボレートを感じさせます。

パティシエ激賞のセレブスイーツギフトにもどうぞ。






こういう文章を聞くだけでよだれが出てくる人がいるに違いない。
それはきっと条件反射である。

これを外来語抜きで言ったらどうなるか。



切った海綿の中には
黒すぐりの液状調味料牛乳からとれる黄白色のどろっとした脂肪質を泡立てたもの

上にまぶした新鮮いちごウリ科の一年生草本植物、
はさんだ
果物煮た奴
牛の乳たっぷりの自家製まるまっちい菓子は相性ぴったり。

周囲を彩る苦い
煎った南米原産植物のの種子粉を使った菓子
薔薇科苺属の実飾り立ては、あわねえ中にも選抜された協力関係を感じさせます。

菓子職人激賞の
中途半端な金持ち甘味
贈り物にもどうぞ。



安価な翻訳ソフトよりすさまじいことになった。
結局この分野は

まるっきりさんかく


である。