うっとうしい
鬱陶しい毎日である。
本当に鬱陶しいと思って鬱陶しいと書いたら、本当に鬱陶しくなった。
何しろ「鬱」という字だけで29画もあるのである。
でももっと鬱陶しい字だって存在する。
これがたいがい日本人が作った漢字「国字」なのである。
中には山の横に上下と書いて「峠」のようなハハーンと納得させられるものもあるが、
そうでないのもある。
なんでも画数最多の漢字は「たいと」という字でこれがその字である。84画ある。
勿論、こんな字がワープロで出てくるわけはない。
考えてみると龍は雲の上にいるはずであるが、雲の下に龍が三匹並んでいる。
どうやら名前らしいのだが、こんな姓の人が友達にいたら紹介しないでほしい。
なぜなら手紙が書けないからである。
もっともこんな漢字はあくまで例外。
学校で教わる漢字がみなこんな字だったら、英語を公用語にしろという動きが加速するだろう。
名前をつけるのは難しい。
それはペットも同じことである。
今日話をしていたら、コテツという名前の犬は結構いるようである。
その人によると、
「コテツという犬はみな賢い」とのこと。
どこにでも例外はいる。