あああぁぁぁラモス瑠偉はきょうも熱かった

家主

2006年07月10日 20:16

ビーチサッカー特番の取材で、嵐を突いて東京に行って来た。
ラモス瑠偉にインタビューするためである。

ラモス瑠偉が率いる東京ヴェルディのクラブハウスは、よみうりランドの一角にある。
天然芝のグラウンドと人工芝のグラウンドを数面もち、うらやましい限り。

さすがは「キャプテン翼」もプレーした場所である。





ラモス瑠偉監督は、かつてビーチサッカー日本代表の監督を務め、
“熱い”指導でチームを第一回ビーチサッカーワールドカップの4位チームに押し上げた。

古巣ヴェルディが、苦悩する名門チームの監督として招聘したのも、
ビーチサッカーでの実績を踏まえてのことであろう。

正直・・・



ラモスは疲れていた





それはそうであろう、前日も国立競技場でサガン鳥栖と戦いドロー。
1年でJ1復帰のためには、チーム力を大きく高めなくてはいけないのだから。

監督とは孤独な存在である。

ドイツのクリンスマン監督は、母国では「新人類」といわれていたそうだ。
前のフェラー監督が、全く駄目で起用されたのだが、
今回のW杯の組織委員長だった“皇帝”ベッケンバウワーも、
一気に若手に切り替えようとする彼のやり方に批判的だったという。

だが彼はスタンスを変えず見事3位に耀いた。
オリバーカーンの花道も作った。

結果が出ればいい。
しかし、結果を出せるまで監督は針のむしろであろう。
「新人類」ぐらいの気持ちでいたほうがいいに違いない。
ラモスにも、早く結果を出して、本当の笑顔を見せてほしい。



ただひとつ気がかりなことがある。
彼はワタシのことを某「えぬえいちけー」の人だと思い込んでいるようなのである。
カメラに「RBC」と書いてあっても、必ず、

「こうやって“えぬえいちけー”さんに毎回来てもらって・・・」

とおっしゃるのだ。

最も多少のことでは驚かない。
ずっと以前だが、RBC社内にある食堂で会ったある人がワタシに向かってこういった。

「えぬえいちけーのシバタさん、どうも先日はありがとうございました…」

ちなみにワタシは過去一度もシバタと名乗ったことはない。
ジダンの頭突きより衝撃的な出来事であった。

そういえば、久々に喜名哲博にあった。
今年ヴェルディに移籍、背番号は22番。
沖縄出身のJリーガーでも古いほうになった。

シーズン序盤は起用されていたが、その後怪我で外れていた。
やっとピッチに戻ってきたという。

横にいるのは上原カメラマン。喜名は小禄中の先輩に当たるそうだ。
憧れの先輩の前に立ったときの人間の表情がよく出ている一枚である。

中学時代から喜名はかなり「やんちゃ」だったという。
彼の持っている技術はすごいだけに、後半戦で「やんちゃさ」を見せてほしい。