負けてもいいから、勝ちに行け!
FC琉球のJFL後期第2戦、ホームでの試合が終わった。
結果は
スコアレスドロー。
これで3試合連続で得点がない。
振り返ってみて、FC琉球の今シーズンの「チーム」目標は何だったのだろうか。
確かに「やるからにはトップを」とは聞いたが、それは浸透していたのだろうか…。
① JFLファーストシーズンの優勝とJ2への足がかり?
② 上位進出とJリーグへの第一歩?
③ リーグ中位での足場固めと、戦力増強?
④ とりあえずやってみる?
「④」が一番いけないことは明白であるが、目指す大目標が明確である一方で
個別の「プロジェクト」がいまいち見えていないような気がする。
いまの成績で、優勝を狙うとは言えるはずもない。
しかし、毎試合3000人を越えるサポーターが北谷のスタンドを埋め、
きょうは平日、しかも昼間のゲームだったにもかかわらず、
みんな仕事も家事も勉強も捨てたのか!
といいたいくらい、サポーターが来てくれていた。
900人以上入ったそうだ。
こんなに凄いことはない。
Jリーグを狙うチームは、はっきり選手たちに言っているそうだ。
「負けてもいいから勝ちに行け!」
勝てば勝ち点は「3」。
引き分けは「1」。
負けはもちろん「0」。
だが、
△△△・・・と引き分けが続いても勝ち点「3」
××○・・・と、連敗のあとやっと勝ったとしても同じ勝ち点「3」。
「負けてもいいから勝ちに行け!」
そういう気迫。
相手を追い詰めていく気迫。
プロを感じさせるものはやはり
「気迫」なのである。