初物づくし
FC琉球が、22試合目にして、JFL初の
連勝を記録した。
きょうは、FC刈谷に対して、
勝利への執念を感じた。
ボールを持った相手に
詰めて行った。
ボールを奪われても
あきらめなかった。
ピンチになっても、ピンチと思わせない
気迫があった。
これがあれば、勝利は間違いなく転がってくる。
今までは
暗黒面に
「フォース」が繋がってしまっていた。
きょうはその
「フォース」が勝利という光に向かっていた。
もっとも、これまでの苦しい年月、一人支えていたのが守護神・野田恭平である。
きょうも、彼の整ったマスクからは想像できない「鬼の形相」でゴールを死守していた。
恭平の今までのファインセーブがあったから、
この連勝があるといってもいいと思う。
自分の後ろに誰もいないというのは、これほどのプレッシャーはない。
シュートは外しても次があるが、ゴールを割られたら自分ではどうにも出来ない。
そしてもうひとつ。
まだトップではないことを、チームが自ら示していることである。
きょうも琉球ボンバーズのお姉さんたちの横で、
怪我などの理由でメンバーに入っていない選手たちが
お客さんの出迎えに出ていた。
「ありがとうございます」
この一言が、ファンをどれだけ増やしていくことか。
競技場外のこうした努力に
「拍手」である。
そして、きょうはもうひとつの初ものが・・・
“大型新人”田久保諭アナの、アウトドアデビュー戦である。
恐れを知らぬ子供たちに囲まれての立ちレポで
取り直しの嵐に負けず頑張った高瀬通信員にも拍手である。
タクボはリフティングも200回ぐらいならいける!といっていたので、
早速、番組でデビューさせてやろう。
出来なかったら、早口ことば200回である。
これはうさぎ跳びグランド一蹴より恐ろしい。