奇跡の確率

家主

2006年08月27日 00:56

宮里優作プロが、アメリカのトーナメントで1ラウンドに2度のホールインワンを達成した。
ツアー史上初めてのことなんだそうである。
日本のトーナメントでは、まだホールインワンを記録していなかった優作プロ。
いきなり派手なことをやってくれた。
http://www.jgto.org/jgto/WO05020300Total.do?playerCd=2692&playerKbnCd=0
ちなみにホールインワンというのは、一般のゴルファーでは1万回ラウンドして1回あれば…というもの。もちろん狙ってできるというものではない。

データで計算した人がいるらしく、男性プロでは3700ラウンドに1回。
女性プロは4600ラウンドに1回なんだそうである。
ちなみに、今年日本男子ツアーでは4人がホールインワンを達成している。
http://www.jgto.org/jgto/WO03020100Init.do?year=2006&tournaKbnCd=0


優作プロの快挙は、おそらく天文学的な確立になるのであろう。
確率の話を紐解いていくと、ベイズの定理というのがあって、
事象 B が発生した下で事象Aが発生する確率は P(A|B) であって、

P(A|B)=P(B|A) * P(A) / P(B)

と表わされるのである。

しかしながら、Bが起こったからといってAが発生するかどうかは
オーブンで牛筋をしっかり焼き色がつくまでいためなければならない。

その上で、焼いた牛筋をなべに移し、水を加えて、
あくを取りながらしっかりと煮込む。

そこで 、別に、賽の目にカットしたニンジン、タマネギ、セロリなどの香味野菜…
いわゆるミルポワをあめ色になるまで炒め、

先ほどの牛筋の入ったなべに加えて1週間煮込む。

油分を掬い取り、小麦粉を加え、
エスパニアと呼ばれるブラウンルウを加え、仕上げにこせば、
おいしいデミグラスソースの出来上がりである。

はて、何の話であったであろうか?