奇跡の確率
宮里優作プロが、アメリカのトーナメントで1ラウンドに2度のホールインワンを達成した。
ツアー史上初めてのことなんだそうである。
日本のトーナメントでは、まだホールインワンを記録していなかった優作プロ。
いきなり派手なことをやってくれた。
http://www.jgto.org/jgto/WO05020300Total.do?playerCd=2692&playerKbnCd=0
ちなみにホールインワンというのは、一般のゴルファーでは1万回ラウンドして1回あれば…というもの。もちろん狙ってできるというものではない。
データで計算した人がいるらしく、男性プロでは3700ラウンドに1回。
女性プロは4600ラウンドに1回なんだそうである。
ちなみに、今年日本男子ツアーでは4人がホールインワンを達成している。
http://www.jgto.org/jgto/WO03020100Init.do?year=2006&tournaKbnCd=0
優作プロの快挙は、おそらく天文学的な確立になるのであろう。
確率の話を紐解いていくと、ベイズの定理というのがあって、
事象 B が発生した下で事象Aが発生する確率は
P(A|B) であって、
P(A|B)=P(B|A) * P(A) / P(B)
と表わされるのである。
しかしながら、Bが起こったからといってAが発生するかどうかは
オーブンで牛筋をしっかり焼き色がつくまでいためなければならない。
その上で、焼いた牛筋をなべに移し、水を加えて、
あくを取りながらしっかりと煮込む。
そこで 、別に、賽の目にカットしたニンジン、タマネギ、セロリなどの香味野菜…
いわゆるミルポワをあめ色になるまで炒め、
先ほどの牛筋の入ったなべに加えて1週間煮込む。
油分を掬い取り、小麦粉を加え、
エスパニアと呼ばれるブラウンルウを加え、仕上げにこせば、
おいしいデミグラスソースの出来上がりである。
はて、何の話であったであろうか?