庭には二話
http://www.shurijo.com/shisetsu/info/16.html
首里城の中心にある『御庭』。
中央の道は、国王や中国皇帝の使者・冊封使らだけが通ることを許される神聖な道だったそうだ。
だが、あのタイル張りのスペースがどうして「庭(にわ)」なのか。
悩んでいたところ、「神社の系譜」という本にこんなことが書かれていた。
「庭」とは「まつりごと」を執行する場のことであり、
例えば朝廷の「廷」というのも、政治を行う庭をさしている。
確かに「庭」の中には「廷」がある。
庭は「まつりごと」の場だったのである。
先日、向かいのお宅でバーベキューをやっていた。
こども会のラジオ体操の打ち上げらしいが、こういうことも必要である。
こっちの
「まつりごと」は
「政事」ではなく
「祭事」であるが、
「祭事」が
「政事」に繋がることも多い。
やたら追いまくられたこの夏。
スポーツ担当スタッフで、ビーチパーティーを…と言っていたら、もう9月がやってくる。
このままでは
「あとのまつり」である。