庭には二話

家主

2006年08月29日 19:42

 http://www.shurijo.com/shisetsu/info/16.html
首里城の中心にある『御庭』。
中央の道は、国王や中国皇帝の使者・冊封使らだけが通ることを許される神聖な道だったそうだ。

だが、あのタイル張りのスペースがどうして「庭(にわ)」なのか。
悩んでいたところ、「神社の系譜」という本にこんなことが書かれていた。

「庭」とは「まつりごと」を執行する場のことであり、
例えば朝廷の「廷」というのも、政治を行う庭をさしている。


確かに「庭」の中には「廷」がある。
庭は「まつりごと」の場だったのである。

先日、向かいのお宅でバーベキューをやっていた。
こども会のラジオ体操の打ち上げらしいが、こういうことも必要である。
こっちの「まつりごと」「政事」ではなく「祭事」であるが、「祭事」「政事」に繋がることも多い。

やたら追いまくられたこの夏。
スポーツ担当スタッフで、ビーチパーティーを…と言っていたら、もう9月がやってくる。

このままでは「あとのまつり」である。