ボーダレスな大先輩
大先輩の仲地昌京アナウンサーである。
私はこの方は真の「天才」だと思っている、
なぜかというと、とっても当たり前に標準語とウチナー口を使い分けることが出来るからである。
評論家の竹村健一氏が、英語と関西弁の混じった不思議な世界を作り上げておられるが、
仲地さんの場合は、大和口…しかも放送用標準語と普段着のウチナー口がバリアフリーなのである。
この切り替えが当たり前で出来るということは尊敬に値する。
かつて仲地さんは「懐メロ沖縄50年」というラジオ番組をやっておられ、
私は個人的に大好きだった。沖縄のお父さんたちには今でも復活を願っている人が多いと思う。
「え~小生・・・」で始まり「・・・でございますな」という独特の語り口は、
他に出来る人はいないであろう。
沖縄のアマチュア無線の草分けでもある。
琉大物理学科卒の仲地さん。今だったら間違いなく「気象予報士」になっていると思う。
最近は「碁」や「年金」のコマーシャルに登場しておられるが、
学ぶ(盗む)べきところはまだまだ多い。
すごい人、その1である。
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