2006年09月20日

デジタル時代

12月1日から沖縄県内でも、地上デジタル放送が本格的に始まる。
http://www.d-pa.org/
個人的には、子供の頃からカクカクしたものは嫌いである。
ファジーな方がいい。

テレビ局も大変な時代である。
可能性が開けているということは、落とし穴も多いということでもある。

かつてレコード針のナガオカが、CDの登場と同時に1990年に会社解散を決めた。
国内シェアの大半を握っていた会社がである。
時の流れというのは恐ろしい。

幕末の戊辰戦争のとき、幕府連合軍の中には鎧兜に身を包み、
戦国の世の再来ではないかという格好で現われた凛々しい若武者もいたという。
しかし、銃弾一発で荒野に倒れた。
時の流れを読み間違うと恐ろしい。

メディアは、紙からラジオ、ラジオからテレビ、テレビからネットと新たな時代を迎えた。
紙とラジオは住み分けが聞く。
ラジオとテレビは視覚と聴覚でやはり違う。
しかし、テレビとインターネットとなると、見事にかぶる。
時の流れをどう読んだらいいのだろうか。

変わらないのは、

良いか悪いか。
面白いか面白くないか。

読み間違えたら、10年後、今のテレビ局はなくなっているに違いない。



Posted by 家主 at 21:26│Comments(3)
この記事へのコメント
ネットが普及するとペーパーレスになって、本を読まなくなると言う人がいましたが、わたしは文字をモニターで見ようとは思いません。
目が疲れるからです。

ネットが普及してラジオの放送している様子を見ることもできるようになりましたが、だからって見たら面白さが倍になるかというと必ずしもそうとも言えません。
ラジオは見えないからおもしろいこともあるからです。

ネットが普及するとテレビを見なくなるか…
わたしはすでにテレビよりネットに向かう時間が長くなっています。
つけていればおもしろいものを見せてくれるだろうと「待ちぼうけ」体勢で見なくなり、選択するもの以外は見なくても平気になりました。

地デジはどのくらいプラスになるんだろう?
まだ未知ですが、わたしにとって”双方向・参加型”とはラジオ。
パーソナリティーとリスナーが1対1…この関係はTVが真似できないと思っているのです。
地デジになっても増えるのは情報量であって、良い・悪い・面白い・面白くないとは別のような気がします。

もし、リクエストするならば・・・「それは必要か・必要じゃないか」。
そして、常にその視点は視聴者に置いてほしいと思います。

ところで「地デジ」と聞くたびイメージするのは「血デジ」なのです。
他のネーミングにしてほしかったなぁ。
Posted by うずまきメリーさん at 2006年09月20日 22:42
情報量が増えるということは、中身を充実することが出来るかということでもあります。
地デジというより「血出痔」の人もいたり知て・・・。
Posted by 家主 at 2006年09月21日 10:27
えー何か?「政治」の臭いがするざんす!・潤うのは「TV販売の量販店」・・・

家電メーカー(下請けの部品工場)・・・旗振り役(景気対策が前進したかに見

せる)の経済通産省・・・国民の公約を果たしてると胸を張る現「政府機関」・・

えーま~1番恩恵受けたのは全国放送で名前の売れた「小林マキコ」か?!

えー司会の円楽が先に座布団10枚取りやんして~・こん平(しばし板の間)
Posted by 山田タカオ。 at 2006年09月21日 22:44
 
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