土方　浄の「スコアブックをもう一度」

ＦＣ琉球がまた敗れた。
相手はロッソ熊本。
いわばＪＦＬ同級生である。

１－２の接戦であるが、負けは負けである。
試合後のインタビューで、藤吉がこれまでになく厳しい表情を見せた。
トップリーグを知る男、サポーターを大切にする男にとって、
ホーム今季最多の観衆の前で勝利をあげられなかったことは屈辱であろう。

また、勝てない病である。

http://www.fcryukyu.com/game.php

選手は当然「勝ちたい」と思う。

だが「勝てない」のはなぜか。

I want to win！

現在１６位だが、１７位と勝ち点では同じである。
（ちなみにＪＦＬは１８チームしかない）
開幕当初、誰がここまで懊悩するチームを想像しただろうか。
http://www.jfl-info.net/

下二つは「降格危険ゾーン」である。
昨年、喚起の中通り抜けた「地域リーグ決勝大会」。
今年は「Ｖファーレン長崎」や「ＦＣ岐阜」など、かなり戦力の高いチームがいる。
こうしたチームが次季、参戦してくる。

http://www.jfa.or.jp/domestic/category_1/games/2006/pref_league_2006/pref_league_2006.pdf

「勝ちたい」は気持ちである。
「勝てない」は結果である。

次のシーズンにつながるゲームをするということは、
いいサッカーをすることではない。
勝利こそが薬である。

「勝ちたい」→「勝つんだ」→「勝つ」→「勝てば」→「勝った！」の

勝利五段活用を、展開してほしい。

負けてもいいから、勝ちに行け！