2006年11月18日

やはり沖縄でも…

名護市辺野古で、今日午後竜巻があった。
米軍海兵隊基地「キャンプ・シュワブ」の中を通り抜け、
3人の怪我人を出し、19台の車が破損した。

壊れた車のうち2台は、原型をとどめないほどに破壊されている。
取材カメラの映像を見ると、
巻き上げられて、道路上に何度も叩きつけられたように見えた。

以前にも書いたが、「積乱雲の集合体」とも言える台風の常襲地で
島嶼県で、広い範囲の海に島々が散在する沖縄は、
竜巻の発生数が全国一多い。
復帰後、けが人が出た竜巻だけでも

1972年6月、糸満市米須、死者1、負傷者5。熱帯低気圧。
1976年8月、東村、負傷1。台風接近。
1976年10月、豊見城村など、負傷1。閉塞前線。
1990年4月、金武町、負傷16。寒冷前線。
1991年2月、具志川市、負傷1。寒冷前線。
1992年9月、名護市、負傷8。台風接近。
1995年9月、読谷村、与那城町、負傷1。台風接近。
1997年3月、糸満市、具志頭村、負傷4。寒冷前線。
1998年2月、久米島、負傷1。停滞前線。


そして

2006年11月、名護市辺野古、負傷3、前線通過…






Posted by 家主 at 17:58│Comments(1)
この記事へのコメント
 ぐしゃぐしゃに壊れた軽乗用車。
そして屋根が完全につぶれた1,5tあまりもあるスポーツカー。

 けれども・・・。

窓ガラスさえ割れていない米軍の建物。

 数十年前にB-52が嘉手納基地に墜落した時ロータリーに避難したある青年が叫んだ言葉。

      「基地の中の方がまだ安全ではないのか!!」

 自然の力の恐ろしさを改めて実感したと同時に「有事」の際も考えられて家を造ってある身近な隣人をまた改めて考えさせられた出来事でした(苦笑)
Posted by ちぶりーです。 at 2006年11月19日 00:19
 
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