2007年10月15日

観光地

去年だったか、久方ぶりに温泉地の代名詞「熱海」を訪れた。
その昔は新婚旅行のディスティネーショントップ5にも数えられたという繁栄振りは
とても見て取ることは出来なかった。
旅行の形態が変わってしまったんだなあ…と改めて実感した。

いま、企業丸抱えの団体旅行などというのは、殆ど影を潜めた感がある。
温泉、団体旅行とくれば、宴会、芸者、飲めや唄えの大騒ぎ…と決まっていた。

白夜の北半球でもない限り、昼間は明るく、夜は暗い。
町は二通りの顔を見せる。
夜の街にはコテコテに着飾ったネオンと、
来る人をみな吸い込んでしまうブラックホールばりの罠が、
いたるところに仕掛けられている。

那覇大綱挽きが終わった直後、そんな歓楽街で17歳の少女が命を失ったという。
風俗店での火災である。

以前、夜回り先生こと水谷修さんにインタビューしたとき、

「来るたびに子供たちの目から力が抜けていっている」

と嘆いておられた。

きれいと思った夜の街を朝見たらどう映るか。
きれいと思った町は汚れた、ゴミの町…
朝の太陽の光にうそはつけない。


これも水谷先生がよく話すことだ。

今回、悲しい出来事がついに太陽の光の下に出てしまった。
観光とは易経の

「国の光を観る」

から来ているそうだ。

沖縄の光が何なのか、もう一度みつめなおさないとしっぺ返しが怖い。
失われた命が、警鐘となってこの時代に生きるように、生かされるように祈りたい。



Posted by 家主 at 20:55│Comments(1)
この記事へのコメント
えー公園の隅で腰掛け流れる雲を眺めておるとだ・・下校途中の小学低学年らしき数人子供らが現れ・・皆、棒キレ片手に植木の仏葬華(ブーゲンビリア)の赤花を、力まかせに1つ残らず叩き落として来る、・・植木の数だけ・・
周りの大人も見ぬふり・・ほとんど落とされ、目の届かぬ陰に数個残すのみ・

これや~数週間、もしくは1月、花は咲かないなーと、思った次の日、・・・
なんとびっくりしたね~!満開なんだよ1夜にして蕾が1ッコもなかったのに、
「あのくそがきー、今度きたらゲンコツ、かましてやっからなー!・・って勢いで咲き誇っている、」・・・「その一連の流れを見てあることにきずいた!・・」

「若さのエナジーには、無意識に、既存の物体を破壊し、再生し活性させる、遺伝子DNAが組込まれておるのではなかろーかと感じたのー!・・・」

「むしろ・・咲いてる花を落としてくれ・・そうすれば、もっと多くの花を咲かすことができるからと・・花がわざと少年らに差し向けた様にも思えてきた、・・・」


青少年の若さは、良い方向にエネルギーが爆発して欲しいのー・・・いや、導き教え、諭すはこれ、大人、我々の努め、使命で・・ごはするかのー、・・

で、・・そろそろ本題参りましょうかー・・今回、私の番ですから・・・
私の提案として、「正座教育の推進!」を我が党は掲げたい、・・・
いまどーでしょう・・今時の子は、葬儀ぐらいでしょ、1部の習い事を除けば・・畳の間に生足で、しびれるまで座る、・・「その我慢忍耐」の心!」・・それが1番欠ける部分、日本人古来より、遺伝子として、脈々と受け継がれてきた精神教育の一貫として、我々がー、次の世代に受け渡しておらんのですよ!

「すべては、・・穏やかなる心より始まる、・・」
1日、10分でも20分でも子に正座させてご覧なさい、・・・書道の時間も増やしましょか、・・1石2鳥どころか、・・まー・・困る所といえば・・ズボンのシワが増えるところ位のもんでしょーか~?!・・・

教室からイスと机を取っ払いましょう、・・畳の間を増やしましょう、・・・
胴長短足、結構、・・え、いやいや、私がーそーだから・・いってるわけではありませんよ、・・健全な穏やかなる心を育む、最適な環境スペースを教育現場に提供しようではありませんか!・・・
「政権を担えばすぐにでも・・取り掛かりたい案件にいたします・・・・。」
Posted by 一郎。 at 2007年10月16日 03:39
 
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