2008年11月20日

箱庭

亡くなった前の文化庁長官、河合隼夫さんが
『明恵夢を生きる』という本を書いている。

明恵というのは、鎌倉時代の名僧だが、
自分の見た夢を克明に記し残したことでも知られる。
『夢記』という本である。

夢を毎日覚えている人は少ないと思う。
しかし妙に印象的な夢というのも多い。
昨晩見た夢は、また妙な夢だった。

箱庭のようなところに一生懸命草花を植えようとしているのだが、
庭の真ん中に、巨大な「カメ」がいるのである。
手足を出しているわけではなく、穴を掘ってうずくまっている。

ああ弱ったな、カメが出た

と思ったところで目が覚めた。

河合氏は「箱庭療法」で有名な人だが、
ワタシも夢の中で誰かの診断を受けていたのだろうか。



Posted by 家主 at 21:42│Comments(3)
この記事へのコメント
心理学者の河合隼夫先生が亡くなられて3ヶ月位になりますか。
私は相談援助の面接スキルを学びたいと思って先生の本を読んだことがあります。
謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。後、現実で印象的な事や物が印象的だと夢に出てきやすいと伺ったことがありますよ。
土方さん
Posted by 土方大好きさん at 2008年11月20日 22:42
えーワタクシ(笑)、・・
まー我々医学方面から申せば、全て説明つきますが、・・

例えば熟睡中でも、「カタンッ、」・・もの音一つでも脳は速やかに反応し情報収集が始まるのです、・・ここ最近の心配ごとやらわだかまり、仕事の任務や責任感、自身の健康・生活の為の金のやりくり、ご近所のあれやこれ、・・

「夢は期待と不安の表に見えない、心と脳の葛藤の深層心理」なのです、

あ、ちなみに、・・
「体の疲労回復と睡眠は関係ない」と、学会は結論ずけております、んが、

まー自身のイビキを聞きながら程よい熟睡もまた「乙」なもんでやんす、・・
Posted by 養老 猛司。 at 2008年11月21日 02:28
熟睡中にいびきを聞く?ある意味、凄い特技かも?
Posted by ソウルレディ at 2008年11月21日 09:38
 
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