2010年07月21日
雨男

あんまり激しい振り方なので、熱帯低気圧でもあるのかと思ったらドンピシャだった。
高校野球。
沖縄の代表を決める試合は想像どおりの大熱戦だった。
朝五時から並んだ人がいたというほど、期待感は高まり、開始の一時間以上も前にスタンドは満員。
ところがそこへ突然の豪雨である。
一時は中止かと思われたほどの雨があがって30分。試合が始まった。
結果は知っての通り。
興南が四季連続の甲子園を決めた。
それにしても島袋くんは凄い。調子の悪さを綺麗に修正する「術」を知っている。
それにこの男、雨男である。雨が味方につくのである。
開始直前の豪雨で、試合開始が一時間半遅れとなった決勝。
選抜でも雨が彼のコンディションをアシストしたが、カンカン照りにならなかったことは、連投の島袋には幸いだったはずだ。
横浜高校以来の春夏連覇へのスタートラインに立った興南。
天気まで味方につくなら、夏も「旋風」が期待できそうだ。
そんな快挙を誰よりも嬉しそうに見ていた人が、旅立った。。
元県高野連会長、宮城明さん。
センバツ甲子園二校出場を誰よりも願っていた宮城さん。今年夢が叶い、新たな高校野球の舞台となるセルラースタジアムの柿落としにも関わった。
18日の決勝戦でも以前校長を勤めた糸満の奮闘を、温かく見つめておられた。
その翌日のまさかの訃報である。
「『夏』を取る日も近いよ」
そう話しておられた宮城さんの言葉が、現実になりそうな気がする。合掌。
Posted by 家主 at 13:50│Comments(1)
この記事へのコメント
あ、朝5時から並んだわけじゃないけど。
そ、その中の一人どす。
れ、連覇!!!!!
き、期待
そ、その中の一人どす。
れ、連覇!!!!!
き、期待
Posted by ぼーちゃん at 2010年07月21日 22:54