土方　浄の「スコアブックをもう一度」

女子生徒の多い商業高校の男子教諭は、最近うつむいて歩くことが多いと聞く。
特に階段では首をたれて上るという。
悩み事が多いということでもなく、下に何かが落ちているということでもなく、
顔を上げられないのだそうだ。


これはメジャーである。
別にイチローは所属していない。

画像の真ん中あたりにある２５センチの数字。これが問題である。

きょう、リポートで女子高生のスカートの丈を扱った。
最も短かった子は

ひざ上２５センチ

であった。

実は３９年前の今頃、イギリスから「ミニの女王」と呼ばれたファッションモデルのツィッギーが
来日しているのである。
ワタシはツィッギーというのは名前だと思っていたが、「小枝」みたいに細いところから来た
ニックネームだということを初めて知った。

１６８センチの身長で４１キロしかなかったというツィッギーがはいていたスカートはなんと

ひざ上３０センチ

だったらしい。

ただしこれは、身長１６８センチのイギリス人、レズリー・ホーンビー（これが本名らしい）
がはいたから、エロかっこよかったのである。
身長１５５センチの日本人がひざ上３０センチをはくと、
フグ田ワカメでしかない。

３０センチとまではいかなかったが、今回もっとも短かった子は、ひざ上２５センチ。
本人たちのコメントを聞いていると「見られてしまうのは仕方ない」らしい。

オヤジたちは苦い顔をしているが、オカアたちは意外に容認傾向だという。

だが本当にいいのだろうか。
本当にいいのかどうか、みんなに聞いてみたい。