2006年07月20日
金メダリスト対世界王者

国際卓球フェスティバル~スーパーサーキット沖縄大会~がきょうで幕を閉じた。
優勝したのは韓国の柳承敏。決勝で現役の世界チャンピオン・王励勤を攻めの卓球で破った。

意地と意地がぶつかり合った決勝戦。
世界王者・中国の壁を崩そうとする柳承敏の、強烈なスマッシュ。
途中、腰を痛めながら、それを感じさせない厳しい攻めが、
いまひとつ切れのない長身の世界王者・王を上回った。
又、準々決勝のクレアンガ(ギリシャ)とプリモラッツ(クロアチア)の試合は、
両者足を止めての殴り合い…とも言うべき、台から大きく離れての激しい打ち合いで
非常に見ごたえが合った。

番組の解説をしてくださったのは、全日本女子ナショナルチームコーチの渡辺理貴さん。
卓球に関するこちらの知識が足りない中、親切に細かいコメントをしていただいた。
その渡辺さんは、今年ドイツで行われた世界選手権団体で銅メダルを獲得した
女子チームの作戦面などを担当する現場のコーチである。
福原愛選手のことは小学校3年生からずっと見てきているという。

福原選手はきょう、エキシビジョンマッチで、男子世界ランク10位の台湾・荘選手と対戦した。
さすがに、パワーに圧倒され、3-0で敗れ、おなじみの
「サアッ!!」も
王子サーブもなかったが、
試合後「いろいろ勉強になりました」と前向きに話していた。
とにかく、人口比の卓球競技人口が全国一少ない沖縄である。
これを機会に、卓球競技で世界を目指そうというちびっ子が出てくれば、
その子にとって、2006年7月20日は記念すべき日となることだろう。
日本女子は愛ちゃんを筆頭にレベルが高く、北京五輪でもメダルに期待がかかる。
沖縄も、インターハイが刻一刻と近づいてくることを思うと、
本当はもっと中学生たちに沢山見てもらいたかった気がする。
とりあえず、このビッグイベントを沖縄に誘致してくれた
世界のマツシタこと松下浩二さんと、県協会の泉川幹夫さんお疲れ様でした。
松下さんは、最近、卓球の練習はしないのに、同じぐらいの大きさのでこぼこのタマを
芝生の上で打つことに夢中なのだそうである。

だが、今回、練習もせず日本のエース吉田海偉の代打で急遽出場し、
予選リーグで世界チャンピオンの王励勤を破る殊勲を挙げた。
ずっとゴルフレンジに行っていれば、世界チャンプも夢ではないのではないか・・・
勿論、冗談である。
ちなみに放送は7月26日(水)午後3時58分から。
録画してでもいいので、ぜひご覧ください。
Posted by 家主 at 22:12│Comments(3)
この記事へのコメント
行きたかったなぁ・・・
でも、仕事も大事なので仕方ない!
後輩たちは観に行ったようなので、どうだったか聞いてみたいと思います。
うちのクラブの子達は観に行ったかなぁ・・・
放送は平日の昼間ですか!
ビデオの予約しなくては・・・
でも、仕事も大事なので仕方ない!
後輩たちは観に行ったようなので、どうだったか聞いてみたいと思います。
うちのクラブの子達は観に行ったかなぁ・・・
放送は平日の昼間ですか!
ビデオの予約しなくては・・・
Posted by もーりー at 2006年07月20日 22:24
みてきましたよ。福原愛ちゃんのエキシビジョンマッチから表彰式まで面白かったなあ。いい試合ばかりでした。最後に各選手のサインまでもらって握手して感激の一日でした。土方さん実況お疲れ様でした。
Posted by 夢の旅人 at 2006年07月21日 16:57
平日の昼間ですからね。
でも『卓球』という競技が大きく変貌を遂げたことは
見ればすぐ分かります。
ホント録画でいいですから、見てください
でも『卓球』という競技が大きく変貌を遂げたことは
見ればすぐ分かります。
ホント録画でいいですから、見てください
Posted by 家主 at 2006年07月22日 01:36