2006年08月15日

あす3回戦…そして野球が出来るということ。

あす、八重山商工は3回戦で、智弁和歌山と対戦する。
智弁和歌山の高嶋監督は、全国制覇も経験している名将である。
この夏2つの勝ち星を重ね、夏の甲子園で28勝
PLの元監督で、現名古屋商科大学野球部監督の中村順二氏、
常総学院の木内総監督の二人の27勝を抜いて単独トップに立った。

以前、糸数投手のときの沖水が確かセンバツで智弁和歌山と対戦したとき
インタビューさせてもらったことがある。

言っておくが、甲子園の取材で「相手校」の練習場まで行くのは
新聞は別として、沖縄のテレビ局ぐらいである。
だいぶ前だが、今年のセンバツで優勝した横浜高校の取材に行って、渡辺監督に

「うちの地元は来ませんからねえ…」

と、羨ましがられたこともある。

センバツではその横浜苦しめ、今度は智弁和歌山である。
八重商工には、心残りのないように思う存分暴れてほしい、

というのも、きょうは8月15日。

復帰の年に出された「沖縄県高校野球50年史」の中で、
初の甲子園監督となった元沖縄県高野連会長の福原朝悦さんは
64年前、昭和17年の沖縄の高校野球(当時は中学野球)の状況をこう述べている。

「…いつしか海の向こうからやってきた舶来競技に代って、国防競技が盛んに行われた。その中に手榴弾投擲競技なるものがあった。各中等学校の出場選手を見ると、大部分が元野球部で占められ…」ていたという。

その福原さんが戦後、故郷に戻り、学び舎に立ったとき、
最初にやったのは、廃墟と化した戦場のあとに無数に残る遺骨を集めることだったという。

沖縄の高校野球は、6月の半ば、「沖縄・慰霊の日」前後に幕を開ける。
開会式の選手宣誓には

「野球が出来る喜びを感じて…」

という文言が入ることが多くなった。

思い切り野球が出来なかった人たちの分まで、日本最南端の球児に
頑張ってほしいと思う。



Posted by 家主 at 20:19│Comments(4)
この記事へのコメント
えー「ラジオ」だけ聞いて「スコアーブック」が付けれれば(1人前)だとか!・・・・いや?・・・なん?・・の1人前かは、知りもうーせぬ!・・・1つ今大会の疑問!・・やけに走者が塁間に挟まれ・・それをアウトに取れないシーンが多々見受けられ申す!。・・何ざんショ!・・・それに逆転、サヨナラ、1点差、終盤の得点の取り合い!・・などなど!・・・・「打高!投低!」の夏か!・・・・
Posted by D・ハイビジョン。 at 2006年08月16日 04:56
D・ハイビジョン。様 初めまして。もしかして素面ではないのでしょうか?
わたくしちぶりーの母校では、野球部は、練習終了後、水道の蛇口周辺では
「胃液の匂い」がただよっておりました。
 
 ようするに、過酷な練習に耐えたあとに、ナインは、「我慢できずに」吐くほどのエネルギーを使い果たしていたわけです。

 それでも甲子園には行くことはできませんでした(苦笑)

話は変わり、わたくしちぶりーですが、大学生時代クラシックギターに夢中になりまして、講義終了後に夜中まで、外で練習していたことがありました。(夜中の練習は近所迷惑ですから・・・。)

当時は「ストリートギャング」というものが流行しており、4,5人一組電動エアガンで、強盗まがいのことをしているやからがおりました。
 ので、こちらもそれなりの武装をして執念の練習をしました。パイプイス、木刀、さまざまなところに隠しておいてあるレンガなどなど・・・。


それである日とうとう決戦の日がきたのですが・・・。


彼らはわたくしちぶりーのまわりを囲んで静かに聴いてくれました。
そしてお礼の言葉とともに、メリケンサックや、いろいろな武器をもらってしまいました(苦笑)

  D・ハイビジョン。様。ギターが弾ける幸せ、野球が自由に出来る幸せ。

あなた様が、なにか夢中になれるもの。
        これなら命を賭けても悔いが残らないもの。

 それを早く見つけてくれることを祈ってここは引き取ります。
    
    がんばってくださいね!

 
Posted by ちぶりー at 2006年08月17日 00:07
えー8月16日付けの(D・ハイビジョン)のコメントを(詳しく分かり易く噛み砕き)書き加え注釈文を添えたいと思います。・・・ 本文・・・・
えー土方浄殿、テレビは見ずにラジオだけ聴いてスコアブックが付けることが
出来れば(野球のルールが理解できれば)1人前だとか!・・(野球関係者の集まりの中での耳学問であります。)・・・
いや?・・・なん?・・の1人前かは、知りもうーせぬ!・・・(ブログのタイトル、スコアブックをもう1度に、掛けたギャグのつもりがいまひとつでした。)・・・
1つ今大会の疑問!・・・やけに走者が塁間に挟まれ・・それをアウトに取れないシーンが多々見受けられ申す!。・・(ハイここ4・5年のデータも見ずただ私の私的な感想であります尚大会はまだまだ継続中でありました。)・・・
何ざんシヨ!・・・それに逆転、サヨナラ、1点差、終盤の点の取り合い!・・などなど!・・・・「打高!投低!」の夏か!・・・・(えー今大会が終わりしだい直ちにあらゆる資料を精査見当し、「打高!投低!」か、否か?!・・秋頃をめどに御報告したい所存でございます。・・・人に物や思いや気持ちを(書き伝え)、る事の難しさ知り申した。・・・旨く伝わりましたでしようか?・・・
Posted by D・ハイビジョン at 2006年08月17日 19:54
ちなみに私は、ラジオを聴いて天気図を書いておりました。
ラジオでスコアもつけました。
あとで見ると、どんな試合だったのかがよくわかるようにつけるよう
心がけています。

ちなみにヒットやフォアボール、エラーなど、攻撃側に有利なものは
基本的に赤でマークしていますが、今年の甲子園は、スコアブックが真っ赤になって、大変です。
Posted by 家主 at 2006年08月19日 19:14
 
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