2009年09月22日
話題の場所


風光明媚な渓谷の真ん中に突然巨大建造物が現れ、トラックがひっきりなしに出入りしている。
そうなのだ、政治の動きとは別に工事は動いているのだ。いま止まったらこの巨大な基礎は、負のモニュメントとして残ることになる。
個人的には、完成した姿も見たくないが、置き去りの柱はもっと嫌だ。
付近の橋は素晴らしく近代化されていて、周辺整備にずいぶん金がかかったこおがわかる。
確かに今までのツケを象徴する場所だ。
ここと普天間が、これからの政治を象徴する場所になるんだろう。
少し山を下ると幕末の勘定奉行、小栗忠順終焉の地。旧幕府側の「好戦派」として登場するが、後々の体制の変化も見越して、国に何を残すかを考えた人物だ。慶喜が戦いを捨て水戸にこもると、自らも群馬の領地に引き上げたが、埋蔵金の在処を知っていると疑われ罪なくして斬られた。
全てを「悪」として葬り去ってしまうと、必ず揺り戻しが来る。幕末の失敗は、その後の日本に繋がっていると思う。
さて、これから本当に時代が変わるのか。
Posted by 家主 at 03:57│Comments(1)
│スポーツ
この記事へのコメント
八ツ場ダムはとある方のお話だと、中止は先送りになるそうです。
思いたって、八ツ場ダムまで行ってくるなんて…
行動力ありすぎです!
思いたって、八ツ場ダムまで行ってくるなんて…
行動力ありすぎです!
Posted by 土方浄大好きさん at 2009年09月22日 06:14