土方　浄の「スコアブックをもう一度」

全日本男子バレーボールチームの沖縄合宿は、きょうで５日目。
きょうは午前中ジムワークで、午後は休み。
植田監督に聞いたら、
日曜日は、バレーボール教室と紅白戦が具志川で行われた。

植田監督が今の全日本を指導するようになって徹底しているのはまず「食生活」
今の選手たちは「食べない」んだそうだ。

「全然食べないわけじゃありませんよ。放っておくと間食したりするということです。
　試合のときは必要な炭水化物をとりますが、それ以外は良質のたんぱく質中心で炭水化物は取ら　ない。彼らも合宿中はそういう生活に慣れていますし、そうしなくてはいけません」



驚くのはセンター（いまはミドルブロッカーと呼ぶらしい）の山村宏太選手。
登録上は２メーター５センチだが、２６歳の今もまだ身長は伸びているらしく、
２メーター７ぐらいあるらしい。
最高到達点は３メートル５４センチあるんだとか。
ちなみに３㍍５４㌢というと、成長したアフリカゾウの肩の高さである。

１０月１日には那覇市民体育館で紅白戦がある。
あくまで紅白戦だが、今１４人いるメンバーを最終的に１２人に絞り込む最終選考合宿でもあるだけに、選手の表情も次第に厳しくなってきた。
バレーニッポン復活には、華やかな女子だけでなく、男子の復活も不可欠である。
ふと振り返ると、最近のオリンピックでは男子の団体競技が活躍した話を聞かなくなった。