2006年10月19日

南部から発信

豊見城と糸満の西海岸を走る「国道331号バイパス豊見城道路・糸満道路」の建設が続いている。
この道路をワタシはひそかに「レインボーブリッジ」ならぬ「レインボーライン」と呼んでいる。
この地区の可能性をかけた「ライン」だからである。

南部から発信
先日、「スポーツでもっと幸せな沖縄へ~糸満市、豊見城市が沖縄を変える~」と銘打ったイベントが
豊見城中央公民館で行われた。
行われたというか、そのシンポのコーディネーターをやったのだが、
話を聞いてみると、条件整備はずいぶんできている。
大型ホテルも立地に向けて動いているようだし、ビーチの整備も進んでいる。
サッカー専用球場の話も、もって行きかたによっては実現可能ではないかという気がした。
こういう企画を立ち上げた糸満JC 、そしてシンポジウムに出てくださった西平糸満市長に感謝である。

奇しくもこの日、ビーチサッカーのワールドカップ日本代表メンバーが発表され、
ソーマプライアから加登、小川、吉井、上原、塩川、河原塚、新垣の7人、
FC琉球から當間正人が選ばれた。
沖縄出身が3人、日本代表のユニフォームを着るのである。

監督は湘南ベルマーレの鳥飼さん。
初のJFA主催全国大会もあり、今回はかなり選考に苦労したようだ。

南部から発信

FC琉球も、直前のサッカー教室から引き続いて、望月キャンプテンほか5人が参加した。
サイン会でのショット。

一番左のタチコはサイン会でいつも人気がある。
彼の沙悟浄のような雰囲気が子供を引き寄せるのだろうか。

しかし、一時は猪八戒になりかけていた野口代表は、10キロ以上やせたという。
「どうやったらそんなに痩せたのか」と聞くと、
宴席で目の前に出されたものを、以前はすべて口に入れていたのを
ダイエットともに、食べないことにしたらしい。

それはそうである。
参加している宴席の数が半端ではないのであるから、
そこで出るものを吸収していれば巨体になる。

南部から発信

右は、比屋定理事長はじめ、今回のシンポジウムを企画した糸満青年会議所のメンバー。
そして左が八戒を脱出して三蔵法師に近づいた野口代表、中央がFC琉球の石川康GMである。

ボリビア出身の石川GM は、ウチナーンチュ大会では引っ張りだこで大変だったらしい。
主に夜間の活動がである。
話を聞くと、ボリビアのうちなー村でも、いったん酒宴が始まると、とことん行ってしまうらしい。
クリスマスから始まった酒宴が、正月をまたいで続く…なんて事もあるんだとか。

この人はここでチームを成長させることが「親孝行」になると言っていた。
世界のサッカーに通じているこの人は、いま『ふるさと』で親孝行をしようとしている。
自らも会社の経営者であり、国を超えた人身掌握術を持つこの人が
チームにどんなエキスを注入していくのが、注目していきたい。




Posted by 家主 at 20:25│Comments(3)
この記事へのコメント
私もこのイベントの場にいました。
それぞれのフィールドで活躍されているパネリストの方々の夢、目標、
活発な意見交換の場に立ち会え、私も大変刺激を受けました。
南部発「スポーツ観光地沖縄」が実現するのも、そう遠くない事だと感じました。

会場で土方さんを見かけた際、どうしても聞きたい事がありました。
初めてお会いするのに失礼かと思い自粛しましたが、
この場を借りて言わせて下さい!
「小鉄は元気ですか?よろしくお伝え下さい。」
Posted by ps at 2006年10月20日 09:46
追記
>小鉄
ではなくて、コテツでした。
大変失礼しました。
Posted by ps at 2006年10月20日 09:48
ありがとうございます。
コテツは、また秋口にカビに見舞われましたが、大変元気です。
Posted by 家主 at 2006年10月20日 11:38
 
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