2006年10月26日

急上昇

きのう、急に血圧が上がり、病院にいく羽目になった。
朝は普通だったのである。

お医者さんの診断はひとこと

「ストレス…」であった。

「株上がれ」といって、蕪を頭上に突き上げた大臣はいたが、株と違って血圧はあがっても何もうれしくない。

一般的に、心臓と頭が離れている動物ほど血圧が高いそうである。
頭と心臓が離れているということは、首が長いということであるが、首の長い動物の代表はキリンである。心臓と頭の距離が2m以上もある。

よくできたもので、キリンの血圧を測った人がいるらしい。
それによると、最高血圧が300…人間に比べると破格に高い。
キリンが病院で会話をできたとすると

「おたく血圧、いくつでした?」
「上が270、下が175です」
「まあ、正常ですわねえ、私なんか上が200しかなくて、低血圧なんざます」


てなことになるのであろう。

だがもっと頭と心臓が離れている生き物がいた。
そう、恐竜、特にカミナリ竜といわれている種類である。
これもまた計算した人がいるらしく、計算上、人間の7倍の血圧の恐竜がいたらしい。

「おたく血圧おいくつでした?」
「上が1050で下が630でした・・・」
「あらあら、そろそろ気をつけないと・・・」


人間は130と85の間ぐらいが理想なのだそうだが、今回は本当に急に上がったので驚いた。
きっとドラゴンズの試合が影響したのである。

私はドラゴンズファイターズもファンではあるが、やはり水原監督以来のファンであるドラゴンズを応援していた。
今回私は、キーポイントに中里という若いピッチャーをあげていた。
3戦目に投げて、稲葉に2ランを打たれた。
だが、その前のセギノールを三振にしとめた後だけに、初球にスライダーを要求したタニシゲのリードも、首をかしげる。
あそこは負けている場面。速球派の若い中里が、速球で押し捲って討ち取っていたら、流れを変えられたと思った。あれでもう終わったと感じた。

監督も、負けても
「なに、のこり3回勝てばいいこと」
とシーズンと同じことを話していたが、シーズンとシリーズは違う。
一度向いた流れを引き戻すのは、よほどのことがなければ難しい。
・・・もっとも以前、たった一つの失言で流れを変えたケースはあったが・・・

しかしファイターズは見事である。
1981年以来の優勝、そして日本一。
大社義規前オーナーが元気だったら、さぞ喜んだことだろう。
毎年、名護球場に足を運び、選手を激励していた。

かつて伊藤ハムにつぐ業界2位だった日本ハムがトップに躍り出たのは、
球団を持って圧倒的知名度を持ったことが大きいといわれている。

キャンプ地の名護市も大喜びだろう。
かつて球場はいまのような立派なものではなかった。
ブルペンは、ベニヤ板で囲われていた。
そんな中で、木田や江夏が体を作っていた。

沖縄で初めてキャンプを誘致し、
手作りでキャンプ地を構築した名護市の人たちにも敬意を表したい。
本当におめでとうございます。

だが、この血圧の高さをどうしてくれるのだろうか。
診断は
「ストレス」
である。



Posted by 家主 at 23:35│Comments(3)
この記事へのコメント
えー・・那覇市役所の入り口脇にある血圧測定機、・・・・
なぜだか?・・誰がいかなる時に腕を入れても同じ数値が出るざんす!?・・

(え!・役所すか?・・ええ、まーよく、・冷えた水!飲みに参りまする)!・・・

えーしかしこの頃、やけに!気に掛かるは!・・・

県のご婦人(若者)方が一層として、えーフクヨカに御なり遊ばせたかのー?
まー県外からの移住された方々を多く見かけるにあたりのー

比べ-の感想ではござるが!(親がデブで痩せた子はおらず見かけず!)
事態は意外に、深く由々しき長期的難題でござんんすよ!・・・

で?!何んだった!・・ああー血圧2!・・血圧には「牛乳」がよい!・・・

と!・・言われてきた、んが、最近の「牛乳」疑問視問題!いやはや!・・・
un~?・・まー1番はこの「書きコメ」がストレスにならんことを祈りて、・・・

えーすまん2!・・わし標準体重、15kover!でやした!!・・・・
Posted by デーブ、西日暮里。 at 2006年10月27日 21:07
先ずはお体大丈夫ですか?
昨日今日の「ライブ i」もそれでお休みされたのでは・・・。
ゆっくり静養して回復に努めてくださいね。

土方サンの「ストレス」の原因は中日の完敗が根源なのかなぁ。

オレはホークスファンなんだけど、今シリーズは’99にホークスが福岡移転後初の日本一に輝いたシリーズのリプレイを見ているようでした。

あの年も中日は1番の関川が全く機能せず、打線全体も初戦に工藤に零封負けを喫して以降本来の勢いを取り戻せずに対戦成績も星取りも全く一緒で撃沈した記憶があります。。

昨日の試合終了後、落合監督が期せずして言ってました。
「強いから勝つんじゃない、勝った者が強いんだ」 と。

7年前のホークスもまさにそうだったし、夏の甲子園の早実、正月の高校サッカーの滋賀・野洲と、昨今のスポーツ界はこの言葉がキーワードになってるような・・・。
本当はそれではイケナイんですけどね。

だから未だに中日の敗退の原因が分かりません。

オレもこの不条理さを書き連ねるうちに「ストレス」に冒されそう・・・。
Posted by スプラッシュ! at 2006年10月28日 01:37
結局、2戦目でしょうね。
勝てる試合を“地元で”落とした。
そして完全アウェーに乗り込まなければならない。

30センチのパーパットをはずしたショックをひきずったまま
次のホールでOB打っちゃった…そしたらぼろぼろ・・・

そんなところではないでしょうか。
Posted by 家主 at 2006年11月02日 06:51
 
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