2006年11月09日

回復

回復

きょう久茂地川に浮かぶカヌーを見た。
不思議なもので、こういう光景を見ると、いままで持っていたこの川のイメージは
間違っているのではないかとと思ってしまう。

県で進められている総合流域防災事業のなかでも
久茂地川は、市街地の真ん中を走り、かつモノレールの真下(という事だけでもないだろうが)
河川空間を、市民の憩いの場にしようと、環境整備事業が進められている。

小学生によるカヌー体験もその一環であろう。

ずっと以前物好きな人がいて、久茂地川でつりをしたら
名前は忘れたが、食える範疇に入る(結構おいしいと思われる)魚がつれたのだそうだ。
彼は意気揚々と家に持って帰った。
魚を見た家族は当然大喜びである。
子供が聞く・・・

「どこで釣ったの?」

家族の会話はそこで終了した。

しかし、浚渫が行われてからずいぶんきれいになった。
沖縄は海に囲まれた島嶼県だが、水のある風景には安らぎがある。

那覇にはあちこちに暗渠があると聞く。
フタをされてしまった川である。
地方都市に行って、ふっと息をつけるのは、川の風景とせせらぎであるような気がする。
海にはない、ちょっとした身近な流れのある風景…。

以前。那覇市の開南にはあったが、結局中途半端になってしまっている。
小川のある風景。
そこに蛍も帰ってくる…。

風情があっていいのではないか。



Posted by 家主 at 23:12│Comments(4)
この記事へのコメント
おっしゃるとおりです。
川があるからこそ、日本のお祭りも楽しくなる。花火だって楽しくなるのに…
みんなが安心して遊べたりできる川というのはなくてはならないものです。
「地球の環境を壊すな!!」って感じです
Posted by 大龍軒 at 2006年11月10日 23:09
おっしゃるとおりです。
川があるからこそ、日本のお祭りも楽しくなる。花火だって楽しくなるのに…
みんなが安心して遊べたりできる川というのはなくてはならないものです。
「地球の環境を壊すな!!」って感じです
Posted by 大龍軒 at 2006年11月10日 23:10
えーおおーォー!イタリアの「ベニス」でやんすね?!よか構図ばい!・・・
「T・I-DA」biogの表紙の中で、一際「秋の風情」でよかざんす!・・・

久茂地川で魚と言えば・・「ボラ」「チン」「スギ」「カマス」「カニ」「サメ」etc・・・
すッぽん、よろしく、1月「泥を吐かせれば旨か?!」かもぞ!・・・

夜11時過ぎ、決まった時間帯に山の手から「ドバッー」ッと・・・
セキを切るかに流れ混んでくるのー(どこかマンション、病院、工場か?)
まだ2!、処理されておらぬ下水が流れ紛れておりもーすのー・・・

そこで本題と!・・・
「昔の那覇の町並み(埋め立て前)を模型で展示してはどげんかのー?」・・
100年前、200年前、300年前と3体以上で変化の移り変わりを示しながら進貢船が出入りの、このー何だ、当時の人々と同じ目線で見とーござるなー!・・・高齢者に聞き取り調査しながら、・・・立体的な「絵」と、共々・・・
芸大生(卒も)あたりに「コンペ」で作品を競わせてはでげんかのー?!・・
もちろん「オープン」でもよかぞ!・・・展示は「博物館」でいくかー?!・・

沖映通りのせせらぎの鯉はまだ「小さい」ゆえに、喰うー人もおらず・・・
今日も涼しげに「しゃなり、そなり」に・・泳いでおりやしたでー(-_-)・・・
Posted by 俺、オレ!鷺だ!。 at 2006年11月11日 14:23
大龍軒さんの最初の文言をそっくり拝借して大家さんの「おっしゃるとおりです」

『川(水)の無いところに潤いと安らぎなし』というのが私の持論です。私、今年6月にも那覇で3泊したのに久茂地川なるものに気づかず、那覇の町には川は流れていないものだとばかり思っておりました。大変失礼いたしました。

市街地の川でカヌーですか。いい風景ですね。市街地の川はどこも家庭排水や工場廃水でごく最近まで汚れに汚れていましたが、下水道の普及や市民の自覚で徐々に昔の綺麗な流れを取り戻しつつありますね。

別に大都会だからとう訳ではありませんが、東京には隅田川や神田川、大阪には淀川や道頓堀をはじめ数多くの運河、京都は鴨川などが有名ですし、神戸にも六甲山系から流れ出る住吉川など中小河川があります。それに金沢の犀川、歌にも歌われた仙台の広瀬川、高山の宮川など全国的に知られた町には、たいてい市街地を川が流れています。

川(水)の流れを見ると、何だかほっとした気分になれるのは私一人じゃないようですね。
Posted by sankou at 2006年11月11日 22:23
 
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