2006年11月22日

とことんやれ、とんやれな

とことんやれ、とんやれな

この男、ちょっとすごい。
名前は安村光滋、チョイ前までは教員をしていた。

今は・・・

投資家である。

しかし、この男が投資をする理由は金儲けではない。
まあ正確に言うと金儲けだが、あるものの時間を生み出すために選んだ収入の道である。

あるものとは・・・
ラグビー

彼が目指すのはプロのコーチ。
沖縄でも世界に通用するような「強いラグビー」が出来ると信じているのである。

その根拠とは・・・

ニュージーランド

彼は何度も「オールブラックス」の母国、ニュージーランドにわたり、
その強さの真髄に触れてきたという。

人を育てるというのは難しいことだ。
日本では競合校で「体罰」を加えていたことがわかり(大体においてこういうのは内部告発だが)
出場自粛なんてことがある。

ニュージーランドの指導法は違う。

「絶対否定しない」・・・要するに怒らないのだそうだ。

逆にいいところを徹底してほめる。
「いやあお前、いい足してるじゃないか、スピード・・・いいねえ」
足は速いけど今はボールが取れない選手・・・でもいいのである。

「いやあ、お前のタックル、なかなか迫力あるじゃないか」
体はでかいけど、スピードがない選手・・・でもいいのである。

いいところを褒める。褒めて伸ばす。

日本人はこれが不得手である。

それにしても…


彼の部屋には2つのものしかない。

「ラグビー」と「酒」

とことんやれ、とんやれな

一般的に自宅の自分の部屋に
マネキンがいる人はかなり少ないはずである。

特に、スポーツ選手の家にはおそらくないであろう。

たまたま店で隣り合わせになった衣料用品関係の人に
頼み込んでもらったマネキンだそうである。
しかし、このマネキン君も、
オールブラックスのジャージと、ヘッドギアを身に着ける事になるとは
夢にも思わなかったであろう。

カ マテ! カ マテ!   カ オラ、カ オラ・・・で始まる有名な「ウォークライ」

オールブラックスが試合前、相手を威嚇し、チームの士気を高めるためにやる。

これは死だ。これは死だ。これは生だ。これは生だ。この男が私を助けてくれた。一歩、一歩太陽に近づく・・・という意味なんだそうである。

安村プロジェクトは沖縄のラグビーを太陽に近づけることが出来るのか
ラグビーに惚れきった男の今後の手腕に期待したい。


















Posted by 家主 at 23:08│Comments(1)
この記事へのコメント
えー・

「とんやれな、とことんやれなー、とんやれなー、」

「うらの狸も、躍り出て、とことんやれなー、とんやれなー、」

「おじいーおばーァが、入れ歯おとしてー、」

「カマテ、カマテー、カオラ、カオラー、ウオークライ、ウオークライ・・・・」
(捜せ、捜せー) (買いなさい、買いなさい!) (暗くてよく、見えない2!・・)

えー・・鍛えれば・・元(堀越)あたりの体格は、数多あり!・・・・
で!問題は!・・元(大八木)タイプだがー?・・・顔だけだと!・・・
「名護十字路」で、よく毎朝みかけるがの~!?・・・・こう期待(-_-)・・・・
Posted by 俺、オレ!鷺田!。 at 2006年11月23日 22:54
 
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