土方　浄の「スコアブックをもう一度」

明日開かれるＮＡＨＡマラソン。
台湾や韓国から大勢が来県し、今年は「千客万来」である。
走りのほうは「千差万別」かもしれないが、「前人未到」の記録を目指し
頑張ってほしい。

で…

「流行語大賞」に影響を受けての第２弾である。

愛煙消えん(あいえんきえん）

琉球放送は、」喫煙室以外でのタバコが禁止になった。
空港の喫煙コーナーは、火をつけなくても、そこに入るだけで十分煙は吸える。
歩きタバコが禁止されても、狭い部屋に押し込められても愛煙家は『頑張る』のである。

遺棄兼好　（いきけんこう）

活字離れが進んでいるという。
難しい本は捨てられていくことにナル。「徒然草」などは「とーぜんそう」なる運命である。

異風堂々（いふうどうどう）

ガングロがまだ結構いることに驚いた。
ほんの一瞬のはやりかと思ったが、逆に定着してきた感がある。

符号の衆（ふごうのしゅう）

住基ネット訴訟で、大阪高裁が「違憲」判決を出した。
最近は住所にも「歴史」を感じなくなった。「名前の意味」を大事にしてほしいと思う今日この頃である。

ウイ転変（ういてんぺん）
酔っ払って、しゃっくりしている場合ではない。
酒酔い運転は厳罰である。

閣下商用（かっかしょうよう）

最近、他府県では「知事閣下」や「市長閣下」は、いろいろなことに手を染める人が多いようである。
お縄になるようでは、選んだ選挙民が浮かばれない。同様に、「閣下」の意向を汲んでいいように金集めをすることを「ガテン引水」という。

起用貧乏（きようびんぼう）

監督責任という言葉がある。使ったからには力を出し切ってもらわないと指揮官に火の粉が飛んでくる。
大枚はたいて日本人選手を採った大リーグ球団のトップは戦々恐々としていることだろう。

県土頂戴（けんどちょうだい）

沖縄はどう考えても土地が狭い。突然、ムー大陸が浮上して大陸にならないものだろうか。
しかし、県土面積の増加率（埋め立てということ）では沖縄は確か愛知についで２番である。

菜食犬微（さいしょくけんび）

最近は、犬もみんなドッグフードで、かつてのように残飯をやるような家は少なくなった。

字が杜撰（じがずさん）

ワープロ文化はありがたいことだが、ワープロ誤字は止めを知らない。
先日は、開会式で「選手先生」がおこなわれたとあった。

市規則絶句（しきそくぜっく）

今は使われていないようだが、かつてアトランタには「キリンを街灯につないではいけない」という法律があったらしい。

質展抜刀（しちてんぱっとう）

学生時代、なけなしの金で買ったギターを仕方なく質草にしたなんて話を良く聞いたものだ。
それが店頭に並んでいたりすると、中には興奮して暴れるやつもいるであろう。

上意脚立（じょういきゃたつ）

放送局にはＣＡ（カメラアシスタント）と呼ばれる僕〔しもべ〕がいる。
カメラマンが「お前脚立になれ」といえば、なるしかないのである。