2007年04月26日

橋

これはコテツである。
なぜここにコテツかというと、
きょう放送した伊計島のリポートの中に、ヤツの遠縁ではないかと思われるイヌが
映っていたからである。

伊計島には伊計大橋がかかった頃、随分と行った。
免許を取って間もなかったこともあって、
とりあえず、有名どころは抑えておこうと思ったのである。

http://www.mapple.net/spots/G04701101301.htm

橋の手前で写真を撮ろうと思ったら、
ずっと下のほうで妙な光景が目に入った。

青い丸いものが、いくつも浮いているのである。

スワ!新種のクラゲか??http://www.tbs.co.jp/seibutsu/zukan/museki/htmls/museki_05.html

だが、よく見ると、その脇の岩の上から、女子中学生か女子高生か…
海に飛び込んでいた。

丸く見えたのは
スカートが広がった姿だったのである。

海から上がったあと、どうやって家に帰るのだろうということが気になった。


橋が架かったとき(1982年)、
島の人に聞いた話では、開闢以来の泥棒が出たという。

何をとられたんですか?と聞くと…

漁船のエンジン 公民館のカラーテレビ…

およそ盗られるはずのないものばかりだった。


それまで島では「鍵」はかけなかったという。
安心の島だったのである。

最近、離島が次々と橋で結ばれ、「離」の字が消えていっている。
伊良部島も何年かすると、宮古本島と橋で結ばれることになる。

離島が橋で本島と結ばれることは、よく「悲願」という言葉で語られる。
だが、実際橋が出来た地域では、
「ゴミ」
「泥棒」
といった副産物が出ているだけでなく、

人口の流出もあるという。

いつでも帰れる のである。

建物や施設は、「島おこし」の材料であっても、そのものではない。





Posted by 家主 at 20:02│Comments(3)
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この記事へのコメント
えー「瀬底島ではー・・農家のーおじさんがァ~・・月夜の晩にィ~・・・」

              「スイカ泥棒さんと~!、・・・出合っつたァ=!!・・」

                                (ウルルン口調で・・)

えー・・泥棒がスイカ畑を見つけ1言!・・「うりひゃ~でえェーじなと~ん!」

取られた畑を見た農家のおじさん1言!・「うりひゃ~でえェ~じなとーん!」


しかし・・コテツ君、・・何やらだん2!・・

         シベリアンハスキーに・・・バージョンUPしチョる・・・やも?・・
Posted by ム~ゥン・リィバァ~。 at 2007年04月27日 16:40
♪別れのテープは 切れるものだと なぜ 気づかなかったのでしょうか♪

海を越えていくという決意は、簡単ではないですもんね。

でも、先日の急患輸送のための事故もありましたし、離島であゆがゆえのいろいろありますね。
Posted by うずまきメリーさん at 2007年04月27日 22:03
別れのテープは切れるもの…ですか、
そのとおりですね。
切れるからこそ結びつきも強いし、思いも深い。

つながりたいけど、一部になりたくないというのは無理な相談ですね。
Posted by 家主 at 2007年05月01日 10:34
 
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