土方　浄の「スコアブックをもう一度」

沖縄ポッカ杯全沖縄中学バスケ。
男女の決勝を中継録画した。

男子は鏡原の上原大樹くんのワンマンショー。
中学２年で１８２センチ。
オフェンス、ディフェンスすべてに対応でき、キャプテンシーもある。
ついでにマスクもいい。まさにスーパースターである。

ただ、こういう逸材はもっと上のステージを目指して欲しい。
周囲がそういう目で見ることが必要だろう。

いずれにしても３年後の沖縄インターハイの看板である。
どこの高校に進むのか、今から注目である。

女子はまさに筋書きのないドラマだった。
第１クオーターで、北谷の主力選手二人がファウル４回ずつ。
いきなり引っ込んでしまう。

その間に、古蔵中は着々と得点を重ね、１０数点の差をつけた。
しかし、１４２センチと小柄な安間が一人頑張り、ギリギリの点差で
踏みとどまった。

しかし、どこから見ても、古蔵の圧勝ペースだった。

しかし、最終クオーター、ファウル４回のエース知念、１年生川上の
二人がコートに入って流れがガラッと変わった。

あっという間に追いつくと、最後の最後、
安間が決勝のゴール
劇的な逆転劇で、北谷が２連覇した。

一方

ＦＣ琉球である。

どうしたら流れを変えられるのか。
特に生え抜きメンバーに、この危機を抜け出す転機を作る
意地を期待したい。