2008年06月11日

ウエタジャパン

植田監督のJAPANが五輪切符を手にした。
実に16年ぶりなのだそうだ。

おととしの秋、植田ジャパンが沖縄で合宿をした。
そのとき植田監督が言っていたことをあらためて思い出した。

「今はこれでいいんです。北京の年に100%に持っていければいいんです」

そのとおりにする指揮官というのはスゴイ。


監督を引き受けたときから、さまざまなことを変えた。
食生活を改めさせた。
練習方法を改め、「超」がつく日本の一流選手に沖縄の合宿で毎日サーブカットばかりさせた。
越川など、本当にサーブを受けている姿ばかりを覚えている。

そしてそのころから頼りにしていたのが荻野正二だった。
今回の最終予選でも、頼れるベテランがチームのムードを変えた。


植田監督は歌がうまい。
もっともご本人曰く

「2曲しか持ち歌はない」
のだそうだが、歌う歌が奮っている。

ゆずの「栄光の架橋」なのである。

   誰にも見せない泪があった
   人知れず流した泪があった
   決して平らな道ではなかった…
 

まったく今回の軌跡そのままだ。
ただ、一部違うところもある。

   何度も何度もあきらめかけた夢の途中

監督はあきらめたことなど一度もないだろう。
あとは「栄光への架け橋」をかけるだけ。

オリンピックの組み合わせも発表された。
日本男子の緒戦は、イタリアだそうである。
申し分ない筋書きである。


北京のコートで、植田監督が「感動で」倒れてしまう姿を見てみたい。




Posted by 家主 at 22:45│Comments(0)
 
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