2009年12月16日

プロとは何か

いま、諸見里しのぶプロの番組を制作中である。


彼女の考えるプロは

「応援してくれる人に勇気やパワーを与えられる存在足りうること」

だそうである。


彼女はどんなにプレーが上手く行かなくても、ギャラリーの声援にはきちんと応える。
各地のトーナメントにいくと、陰で意外にに厳しいことばを吐いているギャラリーもいる。
選手にきこえる範囲でである。
それでもプレー中のギャラリーの声援にはきちんと応える…
プロの姿勢として素晴らしいと思う。
これは藍ちゃんも一緒である。


いまアマチュアとプロの境目が非常に曖昧だ。
プロというのは行ったもの勝ちではなく、周りに認めてもらって初めてプロであるはずだ。
たとえばその辺でトルシエ氏の言っていることに疑問を覚えた。
彼は基本的に「育てる」指揮官ではなく、「使う」指揮官なのだろう。


ワタシの中では、ことばがきちんと使えない選手はプロではない。
それは、プロフェッショナルな日本語ということではなく、
周囲を意識して話が出来るという意味である。


とことん自分を追い詰めると、人は孤独になる。
周りからはそう見えなくても、本当のプロはそうなんだろうだと思う。
ワタシたちの世界も、アマとプロの境界がなくなってきた。

「面白ければいい」

というながれである。


だが、極めた人たち…アナではなくタレントさんでも、お笑い芸人でも
間違いなく「ことば」に思いをこめている。

一時期サッカーJリーグに「J3」というカテゴリーを…という話があった。
そんなものはいらない。
トップというのは「目指すもの」があって初めてトップなのである。
「がんもどき」は「もどき」であって、「雁」ではない。



Posted by 家主 at 02:36│Comments(3)
この記事へのコメント
プロとアマチュアの境目の曖昧…

そうですね土方さんの書いてあるように。

最近テレビでとりあげていたのがありましたね。

他局のアナウンサーのお話ですけど…

『タレント気取り』だそうです。

今日の土方さんのブログを読んで考えてみたら、わからなくなりました。

プロとアマチュアの境目の曖昧さが…

\(☆o☆)/Panic Panic

難しく考えすぎかな?
Posted by 土方浄大好きさん at 2009年12月16日 07:00
お、おら
頭わるいからプロ、アマチュアの境目がわからない。
Posted by ぼーちゃん at 2009年12月17日 19:40
わたしの思う 「喋りのプロ」とは ”ラジオができる人” です。

どんなに売れっ子のお笑い芸人だろうが 選手権でグランプリ取ろうが

ラジオがつまんなければ それだけのレベルと思っています。

だから 昨今の芸人大集合のTVって全然見る気がしないのですヨ。。。ヨヨヨ。



ところで これまた思う今日この頃なのですが

ここ数年スポーツ選手がよく使う 「自分のゴルフ」 「自分の相撲」 「自分の○○」・・・

便利な言葉だなぁって。

他に言いようがないから そう言っとけばインタビュー合格点みたいな感じで使ってるように思える。

負けた自分も含めて それが「自分の勝負」ではないんだろか??
Posted by うずまきメリーさん at 2009年12月17日 22:11
 
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