2006年05月10日

カレカは彼か?

はっきり言って、駄洒落である。

レキオスFCの井上理事長、ニコトラ総監督、そしてあのカレッカが、琉球放送を訪問した。
カレカは彼か?

カレッカといえば、本名アントニオ・ジ・オリベイラ・フィリオ。
元ブラジル代表で、20年ぐらい前にはイタリアのナポリで、あの、あのあのあの
ディエゴ・マラドーナとともに、なんというか、とんでもない一時代を作った人である。

(もっともマラドーナのほうは、その後本当にとんでもないことになったりしたが・・・)

柏レイソルにいた時代が懐かしい。

カレッカも年に4回沖縄に来て、選手の指導に当たると明言していた。

現在、金武に拠点を構え、ビーチサッカー(現役ブラジル代表の“ネネン”も所属している)で活躍しているレキオスFCだが、井上氏の話によると、ブラジル人コーチの元、全国から優秀な人材を集めて育て、
ブラジルにエリートとして送り込んで(今までのように、ただサッカー留学して失敗するということではなく) スーパースターを育成しようということらしい。


将来は学校(小・中学校を含め)も整備して、総合的な育成システムを作り上げたいとおっしゃっている。楽しみな話しだ。

カレカは彼か?

カレッカさんから頂き物までして、恐縮しきりだが、
ふと気づくと、部屋の外にカメラアシスタントが色紙をもって鈴なりになっていた。

沖縄にも多くのチームが立ち上がり、
サッカー人口、サッカー人気ともにあがり、楽しみがいっぱいだが、
反面心配なのは「食い合い」になること。

さまざまな人たちが沖縄に夢を求めてやってくるが、ここは「琉球城」であって竜宮城ではない。
高いところからスタートするのではなく、スポーツであればこそ、まず底辺を大事にしてほしい。

たとえばレキオスFCでいうならば、ビーチでやっている若林クン、大城クンらが
(去年のビーチW杯代表)
チームの看板であってほしいと思うのである。

ここでスタートするなら、ここは沖縄なのだから。





Posted by 家主 at 20:56│Comments(3)
この記事へのコメント
土方さんこんばんは初めて投稿します。今日のニュースライブiで、高良茂さんの訃報は大変驚きを隠しきれないです。僕は高良さんのラジオを聞いて、独特の明るい口調は忘れないです。本当に残念です謹んでご冥福をお祈り申し上げます合掌。
Posted by ミヤギ at 2006年05月11日 00:20
甲子園とかで 野球の強い高校で それこそ
スカウトまでして 部員は地域の子どころか県外の子たちで
常に甲子園で上位に食い込む高校が本土にはあるけど
それって・・・・・・

宜野座や八重山商工のように 監督も部員もそれこそ
少年野球時代からいっしょにやってきて 甲子園の上位に食い込む!
強い選手を集めてきてチームを作るのでなく
地域の子でいっしょに強くなっていく

感動しますよね

サッカーのことは僕よく知りませんが
同じことだと思います よね^^
Posted by かつぼたつ at 2006年05月11日 00:22
沖縄には今後もスポーツに限らずさまざまな「進出」があると思います、
しかし、沖縄に立地し、沖縄からトップを目指そうとする以上、

地元のスタンスを大切にし、本土(世界)に負けないスタンスを持つという、
二つの要素を兼ね備えなくてはいけません。

受け入れる側も進出する側も、ぜひ同じベクトルであってほしい。
「お金」や「肝いり」といったことではなく、
かつぼたつさんの言うように、地元とともに飛躍するチームでなければ
立地する意味が無いと思っています。

それと、

高良茂くんがこの世を去ったことは、皆さんと同じ様に大変な驚きでした。
強気のコメントの背景には、驚くぐらいの勉強があった。
放送の世界のスプリンターでした。
心からご冥福をお祈りします。
Posted by 家主 at 2006年05月11日 12:17
 
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