2006年05月20日

地震カメラ

地震カメラ
最近、国内はもとより、環太平洋地域では地震が多い。
ほぼ毎日どこかの地面が揺れている。

沖縄がそれに当てはまらないということはない。

そこで、たとえあと100年何もないかもしれないが、あったときに備えて地震カメラを設置しているのである。
カメラの前の報道部というカードは、地震が来てゆれたときに真っ先にこのカードをその「証明者」にするための姑息な手段である。

ちなみにこのカードのほぼ下にワタシの机と、その上にある資料がつまった「山脈」がある。
恐らく実際に地震があったら、このカメラに映りこむのは、資料山脈から崩れる書類に違いない。

ところで、沖縄で心配されるのは直下型の地震というより津波である。
勿論直下型も心配ではあるが、建築基準法施行令88条(地震力)によると、

地震カメラ

地震カメラ
各部分の高さでの「地震層せん断力係数」を固定荷重と積載荷重との和にかけあわせなければならないのである
僕ボクサー
………お分かりいただいたと思うが…

とにかく

その基礎になる数字が、沖縄の場合東京大阪の「1」に比べて「0.7」と最初から低く設定してあるのだ。ワタシはこういうご時勢、これがずっと引っかかっている。

で…
津波である。

とにかく海岸で「あ、揺れたな」と思うような地震を感じたら、
少しでも高いところに上ることである。ただし、簡単に折れてしまうような気では意味が無い。
コンクリートのビルなどのことである。

走って逃げたところで、敵はジャンボジェット並の速度でやってくる。

心構えを持っているか持っていないかでは、いざというときの対応が違う。



Posted by 家主 at 18:34│Comments(4)
この記事へのコメント
2004年のスマトラ沖地震の時、津波による多くの犠牲者が出た中で、「潮が引いたら山に逃げろ。」との言い伝えを守って、難を逃れた先住民の話をニュースで見ました。

以前沖縄の昔話で、石垣島で津波によって村が全滅した話を読んだ事があったので、気になって調べてみたら1771年に八重山地震があったそうです。

震源地は八重山近海で、地震による被害はなかったが、大津波による被害で、宮古島や八重山諸島で死者及び行方不明者約1万2千人の大災害だったそうです。

沖縄では多くの人が大地震はないと思い込んでいるだろけど、かつて沖縄でも大地震(津波)による被害があった事を知っている人はどれだけ居るだろうか?。
Posted by サザビー at 2006年05月21日 21:39
2004年のスマトラ沖地震の時、津波による多くの犠牲者が出た中で、「潮が引いたら山に逃げろ。」との言い伝えを守って、難を逃れた先住民の話をニュースで見ました。

以前沖縄の昔話で、石垣島で津波によって村が全滅した話を読んだ事があったので、気になって調べてみたら1771年に八重山地震があったそうです。

震源地は八重山近海で、地震による被害はなかったが、大津波による被害で、宮古島や八重山諸島で死者及び行方不明者約1万2千人の大災害だったそうです。

沖縄では多くの人が大地震はないと思い込んでいるだろけど、かつて沖縄でも大地震(津波)による被害があった事を知っている人はどれだけ居るだろうか?。
Posted by サザビー at 2006年05月21日 22:16
すいません、エラー出てたんで間違って同じコメントを2回も書きこんじゃいました。f(^^;)ポリポリ
Posted by サザビー at 2006年05月21日 22:21
実は数年前、石垣島沖でマグニチュード7.6という大地震があったんですが、断層のずれが「横」だったために津波は起きなかった。
それより、過去の話ですが、津波の注意報などが出ているのに、「見物」にいった人がいたと聞いて、背筋が寒くなりました。
津波は、「寄せては返す」いつもの波とは違い、パワーが尽きるまで「寄せるのみ」です。
Posted by 家主 at 2006年05月22日 00:38
 
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