土方　浄の「スコアブックをもう一度」

雨が続いている。
サキハマ予報士の話だと、来週半ばに久しぶりに太陽が顔を出すものの、
そのあと梅雨空に戻るという。

明日は高校野球の組み合わせ抽選会。
１７日には開幕を迎えるが、開幕は快晴の空で迎えてあげたいと思う。

もうひとつ、梅雨空が似合わない競技がある。
１１日に開幕するビーチサッカーである。
白い砂と青い海、どこまでも澄み渡った空、そんな背景でないと、このスポーツは似合わない。


ビーチサッカー・ワールドカップ・アジア予選で見事準優勝・１１月のビーチＷ杯の代表権を勝ち取った日本代表の監督を務めた加登永一くんと久しぶりに会った。

１１日に、北谷のアラハビーチでＲＢＣカップ・ビーチサッカースーパーリーグが幕を開ける。
日本代表が顔を揃えた加登くん率いる「ＳＯＬ　ＭＡＲ　ＰＲＡＩＡ」（ソー・マ・プライア）、
元ビーチブラジル代表・ネネンがいる「レキオスＦＣ」。
県勢で固め、糸満市を中心に活動する三和ビーチサッカークラブ、
そして与根軍団（豊見城）が参加する。

正直、チーム名「与根軍団」には驚いた。
もう少し何とかならないものか（笑）

ま・・・いいか・・・

いずれにしても、ビーチのスポーツは青空の下で見たい。

見たい


見たい

見たい




コテツもあまりに雨が多いので小屋にいることが多く、人相が…いや「犬相」が悪くなってきた。

日本語では仲間に加わったり、かかわりをもつ時に、「首を突っ込む」とか「頭を突っ込む」という。
だが、コテツを見ていると、どうしても「鼻」をつっこむという言葉を推薦したい。

だって本当に鼻を突っ込むのである。
いつだったか、それで猫に鼻を引っかかれた…



ビーチサッカーをやっている選手の話を聞いていると、
会社を辞め、学校をやめ、チームを辞め、本当に白い砂に賭けている。

彼らは「首」でも「頭」でも、まして「鼻」でもない。
彼らは「人生」を突っ込んで白い砂に賭けている。

だからこそ、青い空がほしい。