2006年06月28日

コテツ対ガメラ

コテツ対ガメラ
きょうも那覇の最高気温は32.7度。

暑い!

勿論、人間が暑いのだから、この季節に脱げない毛皮の喜ぐるみに身を包んだコテツは直暑いであろう。
そのクソ暑いときに限って、野鳥がコテツのエサを狙って舞い降りてくる。
ちょっと前までは、盛んにほえていたが、きょうあたりは
「好きにしてください」
状態である。

で…

最近、やつの舌が温度表示の役割を果たしていることに気がついた。
これがきょう、31度くらいのときの温度表示である。

コテツ対ガメラ
ちなみに、これは25度前後の舌である。
長さも微妙に違うが、暑さを訴えかける「目」の表情に注目していただきたい。


そんな中、今日スタジオにかつての大映の怪獣映画の大看板「ガメラ」のモデルになったという
ワニガメがやってきた。
コテツ対ガメラ
尻尾の先までだと体長50センチというこの亀だが、大きくなると1メートルにもなるという。
このワニガメ、「特定動物」に指定されている。

特定動物とは人や財産に危害を加えるおそれのある危険な動物で、
改正されて6月から厳しくなった法律によって、
飼い主がお金を出してマイクロチップを埋め込まなければならないのだという。


豊見城で保護されたこのカメ君、自然界にはいないから誰かが飼っていたのだろうが、
いまだに飼い主は現れていない。

きっと、スクスクと大きくなったカメ君を見て、
スクスク大きくなるのに驚愕した飼い主によって、
法律改正前にコソコソと「捨てられた」のであろうと思われる。


コテツ対ガメラ
だが、良く見てみると目は実に可愛い。
そもそも野生の生き物で、濁った目をしたやつはいない。
悪いのは、飼うことを放棄した「濁った目の」人間である。



Posted by 家主 at 21:42│Comments(4)
この記事へのコメント
 土方さん、始めまして。m(__)m
本来生活しているところから、人に勝手に連れ出され、捨てられ、厄介者扱いされ、ワニガメも惨めです。子供の国で、多くの人の目に触れ、大事に飼われるといいですね。
Posted by イエロータング at 2006年06月29日 19:09
結構可愛いんですよ、目なんか見たら・・・。
まあだからペットにするんでしょうが。

ただ、ミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)も、ワニガメも、
今後売るときは
「大きくなった奴」を売ることにして
それでも飼う奴だけに売ったほうがいいですね。
Posted by 家主 at 2006年06月29日 21:46
どんな凶暴な生き物でも子供の頃は愛らしいものですからねぇ。
でも、「”ワニ”ガメ」っていうネーミングは”持ち味”をイメージしやすい方だと思うのですが、よっぽど安易に買っちゃったんでしょうね。
気の毒なことです。

で、コテツ君。
梅雨の時の”竹内力”とは明らかに違っています。
怒りモード?
ちょっと”亀田 興毅”入ってるかな??
暑いですもんねぇ~キモチわかります。

ウチのネコはアルミサッシの溝にはまってガンバってますよ。
Posted by うずまきメリーさん at 2006年06月30日 20:17
動物や植物って、自分が命名権を持ってないですからね。
持っていたら、カミツキガメだって「カミツキガメ」という名前は付けないでしょう。
Posted by 家主 at 2006年07月01日 23:29
 
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